丹羽中国大使更迭へ 尖閣諸島問題

東京都の尖閣諸島購入計画を批判した丹羽宇一郎中国大使を政府は更迭するつもりだ、と報道されています
丹羽大使の発言は6月上旬、イギリスのフィナンシャル・タイムズに掲載されたインタビュー記事にあったものですから、更迭を決めるまで丸一ヶ月を要したわけであり、いかにも遅い対応です


丹羽宇一郎大使の更迭が本決まりになった、遅きに失した措置だ。菅内閣の時、初の民間大使と鳴り物入りで登場したが、国益を毀損して2年間で更迭。
命取りになったのは2010年9月、尖閣で中国漁船が海上保安庁の警備艇に体当たりした事件だ。いったん逮捕した漁船の船長を、前原国交大臣は「法の定めにしたがって厳正に処置」などと大見得を切ったが腰砕け。
菅総理は中国の露骨な圧力に負けて、温家宝首相に「尖閣は中国の領土だ」といわれた後船長を釈放した。これで世界中が中国の言うことを信用した。
その時丹羽宇一郎大使は、度々中国政府に呼び出され夜中にも及んだという。また東京都の石原知事が、尖閣の購入を発表すると、フィナンシャルタイムスに「日中関係に悪影響」などと反日的発言、
丹羽大使は終生を伊藤忠商事という会社・社会で過ごす人なのだから、あなたの会社はどうなんですかと尾っぽを踏まれたら国事を優先するわけには行かない。民間出身が優位どころか逆にマイナスなのだ(2010年8月2日ブログ参照)
決定的な失敗の連続だが、この問題の責任は丹羽さん自身と言うより、安易に考え世間受けする民間人大使をと考えた、任命権者の菅総理とそれを進めた岡田外務大臣にある。
重大な国益を毀損した、民主党素人学芸会内閣の最大の失敗の一つだ。
(BLOGSの記事から引用)


総合商社の社長、会長を務めた丹羽宇一郎を中国大使に起用したのは、チャイナスクールと呼ばれる外務官僚からの大使起用する従来の慣行を打破して政治主導をアピールする狙いがあったのでしょう
なおかつ、大使という要職に財界人を起用することで、民主党と財界との関係を改善しようとの狙いもあったのと思われます
丹羽大使にすれば尖閣諸島問題で日本と中国の関係が悪化するとの見通しを述べただけであり、客観的な情勢を口にしただけと釈明したいのかもしれません
しかし、上記のフィナンシャル・タイムズの記事の発言とは別に、5月には中国を訪問した横路孝弘衆院議長と習近平国家副主席との会談でも同席した丹羽大使が、「日本国内で石原都知事による尖閣諸島の購入表明を支持する意見が多数を占めるのは『日本の国民感情がおかしい』」との発言をしていおり、客観的な情勢分析を超えた日本人批判と指摘できます
政府は丹羽大使起用は失敗だったと認め、国民に謝罪するべきではないかと思います
本来ならば6月のフィナンシャル・タイムズの記事が出た時点で丹羽大使を日本に呼び戻し、その場で解任するといった迅速な対処が必要でした
民主党の外交政策に一貫性がなく、ふらふらしているとの印象を内外に示す大失態でしょう
鳩山由紀夫にしても菅直人にしても、現職の野田首相にしても外交センスの欠片もない人物ですから、民主党が外交面で失敗続きであるのは当然の結果だと言えます
丹羽大使の後任は外務官僚からの起用なのでしょうか?
またおかしな人物を民間から起用しないでもらいたいところです

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