旅行かばんに女子児童を監禁した大学生逮捕

昨日、9月4日の夜に広島市内で旅行かばんに小学6年生の女子児童を監禁し、タクシーで移動中の大学生が逮捕されています

「正座でかばんに入れ」 成城大生、果物ナイフで脅す 小6女児かばん監禁事件

事件の詳細については今後の取り調べで明らかになるのでしょうが、思うところをいくつか述べたいと思います
逮捕された小玉智裕容疑者は犯行の目的など、まだ供述していないようです
おそらくわいせつ目的の誘拐でしょう。身代金目的とは考えられません
東京に住む小玉容疑者はわざわざ広島で犯行に及んだのは、自分の顔が知られていない土地を選んだのと、新幹線で移動する計画だったからではないかと推測します
誘拐した女児を旅行かばんに監禁したまま新幹線に乗り、東京へ連れ帰って強姦するつもりだったのでしょう
極めて計画的な犯行であり、思いつきで着手したとは考えにくい行動です
こうした事件が起こると一部のメディアはジャーナリストが決まって、「ゲーム感覚の犯行」だと言い出します
人の命や尊厳を理解できないまま、ゲームに興じるかのような軽い気持ちで凶悪な犯行に及び、罪悪感の欠片もないとの意味で、「ゲーム感覚の犯行」だと言いたいのでしょう
しかし、本当にそうなのか個別のケースごとに吟味し、検証し、考察する必要があります。さらには事件の意味を読み取る必要があると自分は考えます
上記のように小玉容疑者はあらかじめ女児を監禁できるよう大きな旅行かばんを用意しており、自分の面が割れていない広島を犯行の場所に選ぶなど、事前に周到な計画を立てていたと推測されます
それはゲームなどではなく、まさしくリアルな行為でしょう
レイプ物のアダルトゲームにはまったがゆえに現実と仮想現実の区別を失い、犯行に及んだのではありません
計画を練っている間、小玉容疑者は性的な興奮を味わっていたはずですし、誘拐した後はああしてこうしてと暴行を加える場面を想像しつつも、犯行がバレないようさまざまな工夫を考えてもいたはずです
つまり十分な現実検討能力を備えていたのであり、自分の行動を把握しコントロールしていたと判断できます。決しての責任能力を喪失した、朦朧とした状態で犯行に走ったのではありません
おそらくこの夏休みの間、少女を誘拐して強姦する計画に夢中で、なおかつ自分がそうした異常な衝動に駆られているのを自覚しながら抗えなかったのでしょう
今後の取り調べで小玉容疑者は何を語り、どう釈明するのでしょうか?
性犯罪者が自らの内に抱えた欲望を率直に語るのは稀であり、むしろ供述を拒んだり、自らの性的な欲望を矮小化し、「たまたまその気になったから(犯行に及んだだけ)」とごまかすケースの方が多いように感じます
「恥ずかしいから言いたくない」との気持ちもあるのでしょうが、実は自らを縛り付け犯行へと駆り立てた衝動を直視せず、軽く受け流しているからではないか、と感じた経験があります
下着泥棒をする人間が夜中、何時間もかけて屋外に干された洗濯物を物色して歩いても、「たまたま目についたから盗った」と偶発的な犯行であるかのように語る場合がそれです
こうしたケースでは内省が深まるはずもなく、同種の犯罪を繰り返す可能性が高いと考えます

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