ロケット打ち上げに執念を燃やす韓国

韓国は今月26日にKSLV-1「ナロ号」ロケットの3回目の打ち上げを予定しています。過去、2度の打ち上げはいずれも失敗しており、正念場といえます
このロケットは2段式で、1段目はロシアが開発したアンガラ・ロケットを流用しており、2段目の固体燃料ロケットが韓国の開発です
ただし、ロシアとの協力関係は今回が最後となりますので、打ち上げが成功したからといって韓国がKSLV-1「ナロ号」を自前で製造し、実用衛星の打ち上げに用いることはできません。1段目のアンガラ・ロケットの設計・製造技術はあくまでもロシアが握っており、韓国にこれを譲渡していないからです
現状でKSLV-1「ナロ号」は100キロ程度の人工衛星を打ち上げる能力しかなく、気象衛星「ひまわり」のような重さ数トンという大型の実用衛星は打ち上げられません
それでも韓国の世論は「宇宙開発を促進すべき」との声によって占められているようです

韓国国民の8割以上「ロケット開発継続すべき」

記事の中で、「また、53.4%が韓国の宇宙開発技術水準が米国、ロシアなど先進国の50%以下であると認識している」と書かれていますが、これには首を傾げざるを得ません。1度も自前で開発したロケットを飛ばしたことがない韓国の技術水準を言うなら、米国やロシアとはそもそも比較にならないほど低いと言うべきであり、「50%以下」どころかゼロに近いのが実情です
なぜそこまで技術的に劣っているのに背伸びをしてロケット打ち上げに執着しているのかを考えれば、「日本や北朝鮮がロケットを打ち上げているのに、韓国ができないのは悔しいから」なのでしょう
そして真の狙いは北朝鮮と同じく、大陸間弾道弾の開発にあると思われます
日本を射程に収める弾道ミサイルを開発し、いつでも発射できるぞと見せびらかそうというのが彼らの本心でしょう
通信衛星の打ち上げといった衛星ビジネスは実績のある国・企業が独占していますので、いまさら後発の韓国が食い込む余地などありません
成功しても失敗してもKSLV-1「ナロ号」の打ち上げは今回が最後です。韓国の次世代ロケットKSLV-2の打ち上げは2021年で、まだロケットエンジンの開発に開発を模索している段階です
ウクライナが開発したロケットエンジンの設計図をベースにこれを大型化し、4基のロケットエンジンを用いて飛ばす構想です
さて、どうなるのでしょうか?

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