尼崎連続殺人角田美代子容疑者が留置場自殺

兵庫県尼崎市の民家で遺体が見つかり、連続大量殺人事件として捜査が続いている中で、主犯格である角田美代子容疑者(64歳)が兵庫県警察本部内の留置場で自殺したと報道されています
兵庫県警本部留置管理課は記者会見で、「落ち度はなかった」と責任を否定する発言をし、批判を浴びています
重要事件の容疑者が留置場内で自殺したのに、「責任はない」との言い分ははなはだ疑問です

「死にたい」と漏らし、「特別警戒」していたのに 角田容疑者の自殺許した警察の大失態

この事件についてはわからないところだらけであり、警察側もメディアに捜査情報提供を極力抑えているため、当ブログでも取り上げようがなく、これまで言及してきませんでした
警察がなぜ、捜査情報をここまで隠す必要があるのか、背景・事情は不明です
その最たるものは逮捕した角田美代子容疑者の顔写真すら公開しない、というところに表れています
さて、主犯格の留置場内での自殺という事態に捜査関係者は頭を抱えているところですが、他方で留置場を管理している部署は「落ち度はなかった」との釈明に終始しています
警察の留置場管理の杜撰さはこれまでにも繰り返し指摘してきました
現場でヘマをやらかした警察官や、病気や怪我で使い物にならないと判断された警察官を留置場係にするのが警察のやり方であり、そのため留置場の管理は杜撰な状態に陥っているわけです
重要事件の容疑者を扱う県警本部の留置場といえども、管理体制に問題があったのではないかと思いたくなります
上記の記事では、「なぜ単独房に収容して徹底的に監視しなかったのか」とのコメントを引用しています
単独房が埋まっていたとの可能性もあるのでしょう。しかし、留置場の担当者は単独房に収容するより、雑居房に角田美代子容疑者を入れ、複数の人間と共同で生活させた方が自殺防止になると考えたと推測されます
その方が単独房につきっきりで対面監視をするよりも楽だからです
県警本部の留置場といえども、夜間に勤務している警察官は1名か2名であり、角田美代子容疑者を対面監視するとなれば、さらに勤務者を増やす必要があるため、これを嫌がった結果なのでしょう
自分も自傷・自殺の可能性のある精神疾患の患者を、夜間に対面監視した経験がありますが、なかなかハードな業務です(夜中に室内をウロウロと歩きまわり、大声で叫び、壁を叩くなど奇行を繰り返すわけで)
容疑者の自殺を許したのは、容疑者の逃亡を許したのと同じであり、「落ち度はなかった」で済まされる話ではありません

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