北朝鮮 再び弾道ミサイル発射に動く

先月、韓国は自称国産ロケット「羅老号」の発射をトラブルのため断念したところですが、北朝鮮は長距離弾道ミサイルの発射に向けて準備をしていると報道されています
長距離弾道ミサイルを発射して韓国との力の違いを誇示するとともに、日本やアメリカを恫喝し、停滞している外交交渉を有利に導こうとの思惑があると思われます
しかし、北朝鮮をコントロールしていると自負する中国政府にとっては、国際世論を敵に回す北朝鮮の振る舞いは頭の痛い問題です


自衛隊は4月発射上回る570人警備体制
奥平邦彦リポーターがミサイル飛行コース近くの石垣島から伝えた。「今年4月のミサイル発射の時の警備は400人態勢でしたが、今回はそれよりも多い570人です。北朝鮮のミサイル燃料には有害物質が含まれているといわれ、それを処理する機動隊や自衛隊の特殊部隊も含まれています」
奥平邦彦リポーターがミサイル飛行コース近くの石垣島から伝えた。「今年4月のミサイル発射の時の警備は400人態勢でしたが、今回はそれよりも多い570人です。北朝鮮のミサイル燃料には有害物質が含まれているといわれ、それを処理する機動隊や自衛隊の特殊部隊も含まれています」
司会のみのもんた「直前になっての発射延期。北朝鮮のミサイルに何かトラブルが起きたのでしょうか」
ロケット工学の専門家・永田張紀(北海道大学教授)は「ミサイルの組み立てが完了すれば、普通は発射実験をします。今回の発射延期はその過程で何らかのトラブルが起きたと考えられます」と話す。韓国政府関係者は深刻な技術的問題が生じていると見ているといい、韓国情報機関は「燃料タンクからミサイル本体に燃料を注入しているときに、トラブルが起きた模様」と分析している。
「8時またぎ」コーナーでは、ソウル支局の久保雄一記者が韓国メディアの記事を紹介した。「北朝鮮当局は3段目の弾頭を緊急輸送して交換に取りかかると書かれています。交換が済み次第、発射準備に取りかかるのではと見られています」と報じられているという。
(J-CASTニュースの記事から引用)


発射するのは前回、4月と同じ弾道ミサイルと思われます
日本政府は弾道ミサイルが予定の軌道を逸脱し、沖縄近海に落下する危険に備え、自衛隊に迎撃の命令を出しています
4月にも同じ迎撃命令を出したのですが、韓国メディアはこれをねじ曲げて報道し、「北朝鮮のミサイルを撃ち落とすよう、日本政府は自衛隊に指示したが失敗した」と表現していました
日本の国是は専守防衛ですから、弾道ミサイルが軌道を逸脱して日本の領海に落下する危険があると判断される場合に迎撃するのであって、そうでない場合は迎撃したりしません
前回は北朝鮮のミサイルが発射直後に異常となり、軌道を大きく逸れたため自爆の措置が取られ黄海(韓国の西側)に落下したとされます
朝鮮半島の西側に飛んだ弾道ミサイルを日本の自衛隊が撃ち落とす必要などなく、韓国の報道は「日本が失敗した」と言いたいがための悪意による捏造です
さて、今回はどうなるのでしょうか?
各メディアが言及しているように中国が面子を重んじるのであれば、発足したばかり習体制に泥を塗るような北朝鮮のミサイル発射を許したりはできないはずであり、圧力をかけて断念させるべきでしょう
もしも弾道ミサイルが発射され、上記のように日本の自衛隊が迎撃に成功する事態ともなれば、北朝鮮にとっても中国にとっても不愉快な展開となります
北朝鮮はミサイルで日米を脅すことが無駄になり、日本を核兵器で攻撃できると自負する中国もその拠り所を失うのですから
中国政府がどのような形で北朝鮮に圧力をかけるのか、その動きが注目されます。厳しい冬を迎えた北朝鮮では、石油や食料の確保こそが優先課題のはずであり、1発500億円とも600億円とも言われる弾道ミサイル発射にかまけている余裕はないはずです

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