中国のボーカロイドアニメ化 その後進展なし?

昨年(2012年)の4月頃、中国でボーカロイドを主人公にしたアニメ化のプロジェクトが始動した、との報道があったのですが、その後どうなったのでしょう?
その前に、いくつか整理しておこうと思います
日本の場合、テレビアニメ化にしろ劇場版制作にしろ、公式発表があればほぼ間違いなく実現し、公開されるのが常です
公式発表の時点で制作するアニメスタジオや監督、演出家、脚本家は決まっていますし、スポンサーも決っているわけです
しかし、中国の場合は様子が違います。アニメ化されるとアナウンスされても、それが実現するかどうかは最後まで分かりません。おそらく、アニメ化を公表した時点ではスポンサーが決まっておらず、誰が制作費を負担するのか未定だったりするからだと推測されます
そのため、予告となるパイロットフィルムを制作して公開し、スポンサーを募る一方、テレビ放映を巡って各テレビ局と交渉していると考えられます
アニメーション制作スタジオが中国各地に乱立し、日本を上回る数の作品が作られているのですから、テレビで放映されるかどうかは死活問題です
テレビの放映枠を獲得し、スポンサーがつき、国や地方政府の補助金を得て、ようやく本編が制作される段取りになるのでしょう
そこまで漕ぎ着けられなければ、いかに「制作開始」とアナウンスされても作品はできあがらず、話だけで終わってしまうと見て間違いなさそうです
昨年の報道は以下のようなものでした

VOCALOIDチャイナがアニメ化!「魁拔」の七霊石公司により製作される

どうも怪しい限りです。そもそもアニメ化すると書かれているだけで、それがテレビシリーズなのか、OVAなのかは明言されていません
さらに記事の中で七霊石公司が「魁拔」を制作したかのように表現されていますが、「魁拔」は青青樹が制作したもので、七霊石公司は単なる協力会社(下請け)の1つにすぎません。独力でテレビ放送向けのアニメーションを制作できるだけの陣容を七霊石公司が備えているのか、も疑問です。当然、資金もないわけで
YouTubeには宣伝用のアニメーションが何本も公開されています

VOCALOID CHINA PROJECT宣伝用アニメーション 第01話




VOCALOID CHINA PROJECT宣伝用アニメーション 第02話


YouTubeの動画に記されているウェッブサイトを見ると、中国版のボーカロイドソフトの販売が目玉であって、アニメのOVAなどはどこにも見当たらず、作られていないのが分かります
結局、「アニメ化」というのは上記のYouTubeにある宣伝用アニメーションのことであって、それ以上の作品化に進展する可能性はまだないのでしょう
中国でボーカロイドがブームになり、マニアたちがそれぞれのキャラに歌わせる楽曲を多数作るような環境が出来上がれば別ですが

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