東京ビッグサイトは世界で68番目のサイズ

ワイアードニュースが、「東京ビッグサイトは日本でこそ最大規模の展示場だが、世界では68番目の規模にすぎない」と指摘する記事を掲載しています
コミケの会場としても知られる東京ビッグサイドは展示面積8万平方メートルであり、十分に広い会場だと思いますが、世界を見渡すと中の下クラスの展示場にすぎないようです

東京ビッグサイトは「世界で68位」:安倍首相も注目の「展示場問題」と見本市ビジネス

世界各国の巨大な見本市会場については記事の中で紹介されていますは、東京ビッグサイトの6倍もの規模、というのは想像もできません
ドイツ国内だけでもハノーヴァー、フランクフルト、ケルンなど巨大な見本市会場があり、これで共倒れしないのかな、と思ってしまいます
日本では「箱物行政」への批判が根強く、国や地方自治体が大きな建物を建設すると必ずこれを批判する報道が展開されます
確かに日本の各地に国際会議場と銘打たれた公共の建物があっても、実際に国際会議が開催されるのは稀であり、その他のイベントを含めても稼働率は決して高くありません
ですが、上記のワイアードニュースの記事を読むと、問題は建物にあるのではなく、そのスペースを活用してビジネスを展開する力が弱いところにあるのだ、と理解できます
一過性のお祭りとしてイベントをやるのではなく、ビジネスの中に組み込んで展開するため、企画や運営の在り方を見直す必要があるのでしょう
安倍政権下で巨大な見本市会場の建設が決まるかどうかは不明です。発案しても実現するのは数年先になってしまいます。その間に政権が交代すればまた「事業の仕分け」によって霧散する可能性もあるわけで
5年先、10年先を見据えた戦略を与野党でしっかり議論してもらう必要があります
おそらく東京ビッグサイトの建設で関係者は目的を達したと満足し、それ以上のものを必要とされる時代がくることまで考えなかったのではないでしょうか?

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