無駄な仕事術のハウツー 「手帳術」の歴史 

ビジネス雑誌の売りに、「仕事術の紹介」があります
仕事ができる人がどのような仕事術を使いこなしているのか、それを紹介しようという企画です
さらに仕事術の中身として、手帳術という分野があります。仕事ができる人は手帳を使いこなしている、との前提があって、著名人たちの手帳の使い方をあれやこれやと紹介するものです
雑誌「プレジデント」が手帳術の歴史を俯瞰する記事を掲載しています
手帳1つで仕事をテキパキ片付ける、「デキるビジネスマン」になれたりはしないのですが、そうなりたいと思う人々の願望があるからこそ、手帳術なるものが注目され、もてはやされたのでしょう

「手帳術」から見る社会-3- 手帳術の際限なき増殖

記事に登場する雑誌の特集のタイトルがふるっています。「能率3割UPし、目標達成を助ける 目からウロコの『手帳活用術』」とか、「デキる人たちはこんな工夫をしていた 驚くほど成果が上がる 手帳活用術」など
こんな特集記事を眼にしてしまうと、いますぐ手帳を購入して効率的な活用方法をマスターしなければならないとの思いに駆られてしまうのではないでしょうか
人々の欲望を刺激するという意味で、実に効果的な惹句を思いつくものだなと感心してしまいます
さて、皆さんは手帳を使いこなして、バリバリと仕事をこなしておられるのでしょうか?
手帳の上手な利用方法を身につけるにこしたことはないと思いますが、それでバリバリ仕事をこなせるようになったりはしないでしょう
ですが、手帳も使わずメモも取らないという人も困ったものです
自分の周りにもそんな人がいたりして、トラブルメーカーになっていたります
電話で聞いた内容を担当者に伝え忘れたり、折り返し連絡するのを忘れたりとミスが目立つのですが、それでもメモを取ろうとはしません
メモなどとらなくても全部頭の中に入っているから大丈夫、と言いたいのかもしれませんが、行動が伴っていないのでダメダメです
あるいはまったく別のケースながら、メモを取ろうとせず、手帳も持ち歩こうとしない老人も珍しくありません
バスターミナルでバスに乗ろうとする老人が、運転手に「◯◯へ行くか?」と質問している姿をしばしば見かけます。しかし、こうした老人は100%、メモをとったりはしません
何番乗り場のバス停からどこそこ行きのバスに乗るよう説明されても、漫然と聞き流しているだけであり、メモも取ろうとしないのですから、説明した通りに行動できない人も珍しくありません
記憶力が減退しているのにそれを補う方策(メモを取る)をしないのは面倒だからなのでしょうが、そんな行動自体が「老い」の証明だろうと思います
若い時から手帳を使う習慣が身についているかどうかで、その人の行動に大きな違いが生じるのは確かでしょう。高齢になってから手帳を使う習慣を身につけようとするのは困難なのですから

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