米中合作映画「アイアンマン3」 中国迎合に走るハリウッド

アメリカの映画会社が中国に映画を売り込むため、米中合作という形式を選択するようになった、と報道されています
米中合作にすれば、中国政府による事前検閲でハネられ公開禁止の措置を食らうリスクを回避できるため、なのだとか
そこまでして、中国市場での売上が欲しいのかと思ってしまいます
「アイアンマン3」は中国での興行成績も上々のようであり、思惑通りの結果になったといえます。4月下旬の中国での映画興行で、「アイアンマン3」がスクリーンの占拠率は41%にも達したそうです


映画『アイアンマン3』新・予告編2!! 日本語字幕 Iron Man 3



これからもハリウッドが中国との合作を推し進める方針は変わらないのでしょう
アメリカのヒーローが中国で大暴れとか、謎の中国人美女と恋におちるとか、見せ場の作り方はいろいろあるわけで、作品の基本的なコンセプトを崩さない範囲で「中国色」を取り込み売り込みを図るものと考えられます
それをとやかく言うつもりはありませんが、中国の映画界には決してプラスにならないと思われます
先日、「カンフー・パンダ」の続編が中国で制作される、とのニュースも当ブログで取り上げました。同じ話になってしまいますが、書きます
確かにハリウッドとの合作によって中国人俳優がアメリカ映画に登場したり、撮影場所を提供する機会は増えるにせよ、映画作りの根幹(企画やストーリーボード、演出)には関与できないわけであり、ただアメリカのエンターティメントを横で眺めるだけの格好になります
それが映画業界にとってプラスなのでしょうか?
映画でもアニメーションでも、自分たちで企画し、ストーリーボードを練り、演出をするから面白いわけで、他人に主導権を握られたまま使われるというのはフラストレーションが溜まります

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