企業研修という名の異常行動が横行

いわゆるブラック企業と呼ばれる会社が常軌を逸した企業研修を実施している件を、当ブログでは取り上げてきました
しかし、この種の無駄でなんの論理もない企業研修を行なっている会社はまだいくらでも存在しているようです

駅前で自己紹介、人前でゴリラのモノマネ… 「自分を捨てる」研修に出たくない!

記事の中身だけでは研修の実態までは把握できませんが、「自分を捨てる研修」にどれだけの価値があるのか、と思ってしまいます
人前で恥じをかくような真似も平気でやれるようになる=自分を捨てる、ことが社会人として1人前になるためには必要なのでしょうか?
甘えを断つとか、会社のためならどんなことでも平気でやれるようにするとか、この種の研修を正当化するために理屈を並べるのは可能でしょう
しかし、本当にそれが必要だとは考えられません
むしろ、このような研修を「必要だ」と考える企業経営者の方が異常だと言いたくなります
「自分を捨てる研修」にどれだけの論理があるのか、理解不能です
建前や世間体に縛られて自分の行動に箍を嵌めるのではなく、目の前の事象に柔軟に対処できるよう自己変革を進める必要がある(怒っている顧客に対しては土下座でもなんでもして即刻謝罪しろ)との論理なのでしょうか?
であるならば、そのような顧客クレームへの対処方法としてケース研究でもやればよいのであり、セミの真似をして柱にしがみついて鳴くパフォーマンスは必要ありません
研修とは何を学ぶためのものか目的を明らかにし、研修の必要性が参加者に納得できないと無駄になってしまいます
大勢の人の前で恥をかくようなパフォーマンスを研修という名で強要するのは大間違いです
そのような研修をパッケージで提供している企画会社にも問題がありますし、企業研修として採用する会社の側にも問題があります
さらにはそんな無駄な研修を、「社会人として必要だよね」と発言する人たちにも問題があります
自ら進んで会社の「ブラック化」に協力しているのも同然でしょう

(関連記事)
追手門学院で研修という名のパワハラ
社訓を暗唱できない者はクビ、という会社
採用内定辞退を強要 「くら寿司」のブラック度
「餃子の王将」 スパルタ研修で批判される
牛丼値下げ合戦 その報道
「ワタミ過労死」で発言する渡邉美樹参院議員の裏表
ワタミ過労死事件 「責任はないけど金は払う」態度
ワタミ過労自殺 民事訴訟で経営責任を問う
ワタミ会長のブラックな教育
ワタミ渡辺会長 遺族に「1億円ほしいのか」と言い放つ
ブラック企業名を非公開 擁護する国の姿勢
ワタミ会長 ブラック企業呼ばわりに反論
居酒屋「和民」 労働時間管理はでたらめと発覚
ワタミ会長への批判 社員自殺事件
ワタミ社員過労で自殺 会長は無責任な言い逃れ
ワタミ過労自殺 いまだ会社側は説明せず
小学校で自己啓発セミナー風朝礼実施
居酒屋甲子園と若者洗脳教育
元祖ブラック企業 ウォルマート


ムダ!な研修
日本実業出版社
福嶋 覚

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ムダ!な研修 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル