山口連続殺人事件を考える 集落全体に恨みか 

山口県周南市金峰の集落で5人が殺害され、民家が放火されるという事件がありました。集落に住んでいた63歳の左官工の男性が姿を消しており、この男の犯行と思われます
集落の住人とは交流せず、孤立した生活を送ってきたかなりの変人と報道されています
産経新聞はこの事件を、「過去に何度も起きた大量殺人の典型的な事例である可能性がある。これらの事件の共通点は、犯人が集落全体に対して恨みを抱き、その恨みを大量殺人によって一気に晴らそうとすることだ」とする越智啓太・法政大文学部心理学科教授のコメントを紹介しています
ここで触れている「過去に何度も起きた大量殺人」とは、昭和13年に岡山県で起きた津山30人殺しを念頭に置いているのでしょう
ただ、田舎の村で起きた大量殺人だから「背景は共通している」と判断するのは早計であり、よくよく検討・吟味してみなければなりません
自分には津山の事件とは似て非なるものと思えてしまいます

津山30人殺し

行方をくらました63歳の男が山の中で自殺している可能性もあり、犯行を決意した経緯など確認するのは困難と予想されますが
別の報道では、「マネキンにブラジャーを着せて家の前に飾ったり、奇行が目立つようになり」と紹介されています。これは集落の住民を挑発するための行動であり、人付き合いはしないと言いつつもかまって貰いたいという意志の現れでしょう
こうした矛盾を考慮すると、この男は被害妄想型の人格障害ではなかったのかと思います
もちろん、本人の人となりを確認していない段階で決めつけるのは危険であり、単なる仮説にすぎません
続報を待って、さらに事件を考察するつもりです

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