イオンVS週刊文春 中国米偽装で訴訟

イオンで販売されていた弁当に国産米と表示された中国産の米が使われていた問題を週刊文春が取り上げ、「『中国猛毒米』偽装 イオンの大罪を暴く」と題した
記事にしたところ、イオンが「名誉毀損だ」と提訴する騒動に発展しました
なお、イオンは記事を掲載した週刊文春の10月17日号をすべての店舗から撤去したそうです

イオンが「週刊文春」撤去 「中国猛毒米偽装」との同社批判記事掲載で

週刊誌を撤去したところで産地を偽窓した米を使っていた事実は隠せません
イオンとして他にすべきことがあるのでは、と言いたくなります
イオンは、「安心安全はだれかに任せられません。イオンが100%責任を持ちます」と提供する商品に全責任を負うと宣伝していました
にも関わらず、通常の国産米よりはるかに安い価格で仕入れができるという米を疑いもせず、検査もせず大量に購入し(およそ320トン)、弁当やおにぎりとして販売していたわけです
「100%責任を持つ」と宣言するだけの検査体制を敷いていたのか、イオンは明らかにしておらず、「(お客さんが)レシートを持ってくれば返金する」と説明しているだけで、対応は不十分と言えます
週刊文春を相手に勝訴すれば産地偽装問題は解決する、とでも考えているのなら大間違いでしょう
この件に関して新聞やテレビは広告主であるイオンに配慮しているのか、大きく報道しません。いつものメディアなら記者会見を要求し、会見に出席した役員に、「それじゃ説明になってないよ」と罵声や怒号を浴びせ、挑発し、徹底した企業批判を展開するところです
例えば「名門料亭が中国産米を国産米として客に提供していた」といったケースなら、その名門料亭が廃業を決めるまでメディアは追い込もうとするはずです
ところが相手が大手広告主であるイオンだと、そのような真似はせず、記事の扱いも極めて小さくなります
公正な報道を自負するのであれば各メディアともきちんと取材し、報じてもらいたいものです

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