中国海軍イージス艦 リムパックに参加

増強を続ける中国海軍の象徴でもある中国版イージス艦が、米海軍が主催してハワイ沖で行われている環太平洋合同演習(リムパック)に初めて参加した、と報道されています
リムパックには毎回、多くの国の海軍が招待されています。初参加の中国海軍ですが、単なるオブザーバーではなく4隻もの艦船を送り込んでいるところから見て、かなり気合が入っているのは明らかです

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中国海軍が西側との合同訓練に参加するのは珍しく、それだけ見せられる程度の能力を備えるに至った証だと解釈できます
リムパックは総合演習と呼ばれるように火砲射撃、総合演習、海上安全行動、水上艦艇演習、軍事医学交流、人道救援・減災、潜水などのさまざまな訓練が展開されるのであり、初参加の海軍はこれらの訓練を見学して学習するのが常です
しかし、今回のリムパックでは初参加の中国海軍が多くの訓練に参加すると伝えられており、日頃の訓練成果によほど自信があるのでしょう(でなければ、恥をかくだけです)
中国のメディアは大々的にこのリムパック参加を報じており、「中国海軍の実力を米国が無視できなくなったからだ」と自慢しています
自慢をするのは勝手ですが、果たして中国海軍にそれだけの実力があるのかは疑問です
たとえば上記の記事にある中国版イージス艦と呼ばれる蘭州級ミサイル駆逐艦ですが、その実力・性能・運用能力がどのくらいなのか評価はさまざまです
外見こそ日米海軍のイージス艦に似ており、中国としては「負けていないぞ」との自負を込めて今回の演習に送り込んできたと思われます
しかし、搭載する対潜ヘリコプターの情報処理能力不足や、行動半径の狭さなど見劣りする点はいくつもあり、日米海軍に追いついたとは言えない状況です
その証拠とまでは言えませんが、蘭州級ミサイル駆逐艦は6隻の建造で終了しており、今後は新設計による駆逐艦にその座を譲るはずです
もうしばらくすると、「リムパックで見せた中国海軍の実力に米軍関係者が驚愕した」との報道が出るのかもしれません。それは「実力の高さ」にではなく、「あまりに訓練不足である事実に驚愕した」可能性もあるわけですが、中国メディアは決して本当のところは書かないのでしょう

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