道頓堀プール800m→80mへ 企画倒れ

大阪・ミナミの道頓堀川開削400周年にあたる記念事業として、「道頓堀プール」(全長800メートル)が計画されていたのですが、資金や運営面でめどが立たず、当初の予定の10分の1程度である80メートルの規模での開業を目指すと報道されています
この事業は大阪府市特別顧問で作家の堺屋太一が発案したものです。堺屋太一といえば大阪万博を成功させた男、と評されていますが、果たしてどれだけの見識があるのか疑わしい人物です
愛知万博の際にも堺屋太一が顧問として招かれたのですが、すでに万博会場の基本計画が定まった後にも関わらず、会場近くの砕石場に目をつけそこをサブイベントの会場にしろと提言。関係者を振り回していました。単なる思いつきで言い出したのでしょうが
話を戻して道頓堀プールを巡る経緯は以下のとおりです


プールは大阪府市特別顧問で内閣官房参与の堺屋太一氏が発案。道頓堀周辺にある商店主らが資本金1400万円を出資し、昨年4月に「道頓堀プールサイドアベニュー設立準備株式会社」を設立していた。
建設費には約30億円を見込み、費用が集まった段階で運営会社への移行を目指したが、運営を担う企業が見つからず、準備会社を中心に規模縮小して開業することを決めた。
プールは特殊なテント生地の箱型プールを川へ浮かべる「布函(ふかん)式」。当初は「大阪十大名物」の一つとして日本橋から深里(ふかり)橋までの約800メートルで計画していたが、戎橋から太左衛門橋までの約80メートルに縮小した。
(産経新聞の記事より引用)


建設費30億円も、ミナミ周辺の商店主にすればとてつもなく重い負担でしょう。運営のための費用はプールの利用料金で賄うつもりであるにしても、利用者が少なければ維持費まで商店主たちが負担しなければなりません
もちろんプールとして利用できるのは夏場の間だけでしょうから、夏場の客寄せにしては金がかかりすぎです
堺屋太一の思いつきに異議を唱える人はいたのでしょうが、橋下市長が旗振り役では反対しても無視されただけなのかもしれません
30億円も注ぎ込んだプールも、優勝を逃した阪神タイガースのファンが飛び込む場所を提供するだけに終わる可能性もあります
行政が思いつきで役にもたたないイベントを開催したり、観光客目当ての施設を作って持て余したりという失敗事例が山ほどあるのですから、少しは学ぶべきでしょう

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