モスクワの図書館火災 100万点の学術資料焼失

1月30日にモスクワのロシア科学アカデミー付属社会科学学術情報研究所(INION)の図書館から出火し、貴重な学術資料や歴史文書など100万点が焼失したと報道されています
通貨ルーブルの暴落や原油価格値下がりで経済的なダメージを受けているロシアですが、今度は文化の領域でも手痛い損失を被ったと言えます
ロシア科学アカデミーはピョートル大帝時代に発案された帝国サンクトペテルブルク科学アカデミーを起源とし、数学者のヴェルヌーイ兄弟やレオンハルト・オイラーらも在籍していました
1000万点にも及ぶ蔵書の中には、ここにしかないという貴重なものもあったはずであり、大変残念な出来事です
貴重な資料をマイクロフィルムに複写するなど、保存の手段は講じられていなかったのでしょうか?
やっていないのでしょうね。ソ連崩壊以降、予算不足で図書館を維持するだけでも精一杯だったとか
ウクライナに侵攻して戦火を拡大するような愚かな真似をするより、自国の貴重な文化財の保護に予算を振り向けるべきだと思ってしまうのですが、ロシア人もロシア政府も残念ながらそうは考えないようです
ちなみにこの図書館はアメリカの国立国会図書館、中国の国立図書館(北京)に次ぐ世界第3位の規模だと言われます(中国の図書館?)
これだけでは話題として物足りませんので、旅行会社のウェッブサイトから「死ぬまでに行きたい世界の図書館15」を紹介しておきましょう

死ぬまでに行きたい世界の図書館15

観光客の身分では利用できない図書館もあるのですが、建物の趣や雰囲気に圧倒されてしまいます。図書館自体が文化財であり、貴重な存在です
海外へ出かけるのは無理ですが、せめて日本国内で一週間くらい休みを取得して図書館通いをしてみたいものです。日本にも公共図書館以外に天理大学附属図書館のように、一般利用者にも開放されている施設があります

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