テロ非難決議を欠席した山本太郎の言い分

相変わらず頓珍漢な言動で物議をかもしている山本太郎参議院議員です
今度は与野党一致で採択されるはずだったイスラム国による邦人殺害非難の決議で、参議院本会議を途中退席するという行動に出ました
以下、山本太郎議員の言い分を引用します


邦人人質事件のテロ非難決議を「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎共同代表(40)が退席した問題で、同代表は6日、ブログを更新し、退席理由を説明した。
山本氏は、非難決議に3つの修正を提案したが、反映されなかったことが退席理由だったと説明。その上で、政府対応について「人質の存在を知りながら総選挙まで行った」と批判した。安倍晋三首相(60)の中東訪問を「人質の生命が危険な状態に置かれる事を鑑みることなく行われた」と断定し、検証が必要とした。
また、2003年のイラク戦争についても「『(イラクに)大量破壊兵器がある』と決めつけ、『大量破壊兵器が見つからなかった』国を破壊し、放置した」とし、「生み出されたイスラム国や地域の混乱に関してイラク戦争から総括する必要があるのではないか」などと持論を展開した。
修正内容については、〈1〉事件の検証(イラク戦争の総括を含む)〈2〉特定の国名の明記を避けた関係各国への謝辞〈3〉英訳文を同時に用意する―としている。
(産経新聞の記事より)


「日本が2003年のイラク戦争に加担したから今回のテロを招いた。イスラム国の台頭を招き、テロの拡大を生み出した責任が日本政府にはある」と、山本太郎は言いたいのでしょう
山本太郎は、「イラクで大量破壊兵器が見つからなかった」と決め付け、イラク戦争の目的や意義を真っ向から否定したいようですが、これは重大な事実誤認です
サダム・フセインはイラン・イラク戦争においてマスタードガスを使用しており、さらにはイラク国内のクルド人虐殺でも化学兵器を使用しています
使用したという事実がある以上、イラクがマスタードガスのような大量破壊兵器を保有していたのは間違いありません
それにイラクを巡る問題の根幹を質すのならば、イラク戦争より前の湾岸戦争(開戦は1991年)から始めなければなりません
1990年にクウェートへ侵攻したイラクは国際的な批判を浴びたのですが、これに対向する措置としてサダム・フセインは日本人を含めた諸外国の民間人を人質としてイラク国内に拘束し、「人間の盾」に用いるという卑劣な行動に出ました
国際的な圧力が強まったためイラクは人質の小刻みに開放したのですが、こうした人質を盾にする行動はイスラム国のそれと同じです
人質を開放した後もイラク軍はクウェートを占領したままであり、クウェートの武力開放を目指したのが湾岸戦争です
連合国軍の攻撃を受けたサダム・フセインは敗北を認め、賠償を約束した協定が締結されたのですが、サダム・フセインがそのままイラクの支配者として残ったことが後のイラク戦争につながります
山本太郎はこうした経緯など無視し、アメリカが主導して罪のないイラクを攻撃した結果、イラク国内にテロを生み出す土壌が形成されたと考えているようです
この問題について日本政府がいかなる検証を実施しようと、それは山本太郎を納得させる結論には結びつきません。その都度、山本太郎は検証が不十分だと言うのでしょうか?
さらに「人質の存在を知りながら総選挙までやった」と安倍首相を批判しているのです
が、これは言いがかりにもほどがあります
人命のかかった人質事件は重要ですが、そのためにすべての政治日程を空白にするべきだとは思えません

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2013-11-06
J-CASTニュース編集部

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