京都連続不審死事件 他に6人を殺害

青酸入りカプセルを飲ませて京都と大阪の男性を殺害し、遺産を奪ったとされる筧千佐子被告が、取調べの中で他に6人の男性の殺害を認める供述をしていると報道されています
これで計8人の殺害に関わったことになり、女性による殺人事件としては例を見ない凶悪な犯行です。しかし、被害者の遺体がすでに火葬されていたり、死亡時に司法解剖が行われていないため、殺人容疑を立証するのは困難と見られます
毎日新聞の記事から引用します


青酸化合物による連続殺人事件で、京都と大阪の男性2人を殺害したとして起訴された筧千佐子被告(68)が他の高齢男性6人についても、青酸化合物を飲ませて殺害したと供述していることが捜査関係者への取材で分かった。遺産などの金銭目的だったことも示唆している。大阪、京都、兵庫、奈良の4府県警は近く合同捜査本部を設置し、千佐子被告が6人の殺害にも関わったかどうか慎重に捜査する方針だ。
一方、千佐子被告は大阪の男性にカプセル入りの青酸化合物を飲ませる際、サプリメントと偽った旨を供述している。借金返済に困っていたのが動機だと説明しているという。
(中略)
ただ、6人のうち、2009年5月ごろに死亡した神戸市の男性(当時79歳)と13年9月に亡くなった兵庫県伊丹市の男性(同75歳)については、容体が悪化して病院に運ばれた時の診察記録などが残っており、優先して捜査するとみられる。
神戸市の男性の場合、その症状は青酸中毒と矛盾しない内容とされており、診察した医師も「当時、青酸中毒を疑っていた」と警察に証言しているという。
(後略)


結婚を口実に次々と男性をたぶらかし、殺害しては財産を奪う手口は木嶋佳苗と同じですが、木嶋が容疑を否認し続けているのに対し、筧千佐子被告は隠していた青酸化合物が警察に発見・押収された時点で観念してしまったようです
今もなおセレブなお嬢様を演じ続ける木嶋佳苗の特異な性格が際立っていると言えばそれまでですが、やはり人の命を奪う行為の重さが筧千佐子被告にとっては心底負担であり、否認を貫き通せなかったのでしょう
女性による大量殺人としては兵庫県尼崎市で知人らを次々に手にかけ、8人を殺害して金を奪った角田美代子(取調べ中に自殺)がいます。筧千佐子被告の犯行はこれに並ぶものとなりました

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