ロシア宇宙船プログレス制御不能で地球落下の危機

先日、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアの貨物輸送船「プログレスM-27M」が制御不能になっており、地球に向けて降下しつつあると報じられています
このまま地球に落下する事態も考えれます。大気圏でプログレスが燃え尽きてしまえば被害はないのですが、燃え尽きずにその1部でも地上に落下すれば被害を招くおそれがあります
別の報道によれば、発生しているトラブルは次のようなものです


打ち上げ直後の段階では、問題は「クールス」と呼ばれるシステムで使うアンテナが展開していないということだと発表されていた。クールスは国際宇宙ステーションに自動でランデヴーとドッキングを行うためのシステムだ。だが、その後になってプログレスM-27Mとの通信が取れず、テレメトリー(宇宙機や搭載機器の状態を示す信号)も受信できないという深刻な状態に陥っていることが判明した。さらにその後、かろうじてプログレスM-27Mより送られてきた映像から、通常では考えられない向きと速度で回転していることも判明した。


国際宇宙ステーションの運営に直ちに支障は生じないものの、今回のトラブルの原因の究明と対策が講じられない限り、新たにプログレス輸送船を打ち上げるのは困難であり、補給体制が危機に瀕する事態になります
新たな補給がなくても4ヶ月は国際宇宙ステーションの活動が維持できると報じられています。が、4ヶ月しか維持できないとも言えます
日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり」は4号機まで打ち上げが完了しています(計画では7号機まで打ち上げ、その先は未定)
2015年度中に「こうのとり」5号機を打ち上げる予定になっていますが、急場に間に合うのかどうかは分かりません
いまのところ国際宇宙ステーションへの補給手段は、アメリカの民間企業による「ドラゴン補給船」、ロシアの「プログレス」、ヨーロッパ連合の補給機 (ATV) 、日本の「こうのとり」です。中国は国際宇宙ステーション計画に未参加なので物資補給も宇宙飛行士の派遣にも関与していません

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