死者44人 歌舞伎町雑居ビル火災

広島の雑居ビルで火災があり、メイド喫茶の客や店員が死亡する惨事となりました。消防法違反の状態で何度も指導を受けながら改善しなかった、という無法ぶりも報道されています
火災の原因はまだ特定されていませんが、放火の可能性もあるようです
この件は捜査が進んでから別途、取り上げます
上記のニュースを見て思う浮かんだのが、2001年に新宿歌舞伎町で起きた雑居ビル火災です。キャバクラや麻雀店の入ったビルで火災が起き、客ら44人が亡くなる大惨事でした
事件の概要をまとめたサイトから一部、引用させてもらいます


2001年9月1日午前1時頃、新宿歌舞伎町にあった雑居ビル「明星56ビル」の3階エレベーターホール付近で火災が発生。(原因は放火と考えられる)
3階の麻雀ゲーム店「一休」の客16人と、4階のキャバクラ「スーパールーズ」の客と従業員28人、合わせて44人が亡くなった。
雑居ビルにはエレベーターと階段1つしかなく、その階段に大量の荷物、酒瓶などで塞がれ、通行不可能な状態であった。
2003年2月、ビルのオーナーおよびテナントの関係者など6名が消防法違反・業務上過失致死の疑いで逮捕された。
東京地裁はビルの実質的オーナーである瀬川重雄(66)被告に禁固3年、執行猶予5年を下し、他の4人の被告にも同程度の判決を下しました。(麻雀ゲーム店の店長は無罪)
亡くなった44人に対し、約10億円の損害賠償金が支払われたため、執行猶予付きの判決になったと考えられる。


火災発生直後、足に火傷を負ったと見られる男がビルから立ち去ったとの目撃証言があります。しかし、火災後、そのような男が都内及び近隣の病院で手当を受けた記録はありません
ヤクザの鉄砲玉が放火をし、自身も火傷を負ったものの足がつくので病院で治療を受けるわけにはいかなかった、と考えられます
なお、火災現場ではガス管は外されていたとの報道があり、犯人の仕業ではないかとの見解もありました。が、実際にはテナントの人間がガス管を勝手に外し、ガスメーターを通さずガスを使用していた、と言われています
暴力団絡みのトラブルが事件の原因だとされますが、真相は不明です。また、麻雀ゲーム店では現金による賭けが行われていたとの情報もありましたが、こちらも真相は不明のままです
44人もの犠牲者が出た火災で、放火の疑いが濃厚なのに、真相は何も明らかになっていない不可解な事件でした

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