札幌連続爆弾事件を考える1 名須川被告起訴も裁判は始まらず

2014年1月から4月まで、札幌市のドン・キホーテやイトーヨーカ堂、北海道警察の宿舎などにカセットコンロ用ボンベを使った爆弾を仕掛ける連続爆弾事件がありました
市内に住む無職の名須川早苗容疑者(51)が逮捕されたとき、世間は大いに驚きました。自分も意外な犯人逮捕に驚きました
これまで爆弾を使った犯罪と言えば男性が犯人と決まっていました。北海道警の宿舎や警察署の駐車場を狙った犯行からも、過激派組織の犯行とする見方があり、その推理は十分な説得力のあるものでした
しかし、逮捕されたのは過激派と接点もない51歳の主婦です以下、事件の経過などまとめサイトを参照願います

犯人?冤罪?札幌連続爆弾事件で51歳の女性が逮捕された理由

容疑者は逮捕されたものの、犯行は否認しており、事件の解明は難航しました警察は名須川容疑者を3度逮捕し、札幌地検は5度に渡って起訴しています
ですが昨年夏に名須川容疑者が5度目の起訴をされて以降、裁判が始まったとの報道はなく、検察と弁護側、裁判所との間で争点整理が続いているものと思われます
物的証拠が極めて乏しく、名須川容疑者宅から犯行に使用されたガスボンベと同
じものが見つかっているとはいえ、カセットコンロ用の市販品であり、これで犯人だと特定できるわけではありません
名須川容疑者が警察に送りつけた犯行声明には、北海道警の某警察官に対する批判が書き連ねられており、この某警察官が関与した事件から名須川容疑者の名前が浮上した、と報道されています(名須川容疑者は窃盗の疑いで取調べを受けたとの話です)
しかし、それがどのような内容かは伏せられたままで、何とも不可解な展開です
考えられるケースとしては、警察官が事件の捜査対象となった名須川容疑者と不倫関係になり、それがこじれて恨みを買ったという場合があります
あるいは同様に捜査対象となった名須川容疑者が、警察官の言動などからひどいセクハラを受けたと被害妄想を膨らませ、報復を企てた可能性も考えられます
どのような過去があったかは不明ですが、警察施設や警察官が狙われた爆弾事件だけに、北海道警察としては意地の捜査を進め、名須川容疑者が犯人だとの確信をもって送検したのでしょう
公判が始まれば当然、事件の背景も明かされるとは思いますが、それがいつになるのか分かりません

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