タクシー運転手を殴った警官逮捕

全国各地で警察官の不祥事が続いています
今度は大阪府警の若い警察官が、タクシー料金を踏み倒そうとして運転手を殴り、強盗致傷容疑で逮捕されています


タクシー料金を踏み倒そうとして運転手に暴行し負傷させたとして、大阪府警は27日、府警吹田署地域課巡査長の田之上匡希(まさき)容疑者(25)(大阪府寝屋川市幸町)を強盗致傷容疑で現行犯逮捕した。
調べに対し、「酔っぱらっていてよく覚えていない」と供述しているという。
発表では、田之上容疑者は大阪市中央区でタクシーに乗車し、27日午後7時40分頃、寝屋川市東大利町のコンビニ店で降りた際、乗車料金6870円を払わずに運転手の男性(63)の顔を肘で殴り転倒させ、約1週間の軽傷を負わせた疑い。
田之上容疑者は約1400円しか持っておらず、「お金を下ろすからコンビニに行く」と下車。逃げようとしたため、これを止めようとした運転手に殴りかかったという。同容疑者は約150メートル逃走したが、通行人の男性に取り押さえられた。
田之上容疑者はこの日は非番で、同僚2人と大阪市内で酒を飲んで、帰宅途中だったという。
府警監察室の安井正英室長は「捜査を尽くして厳正に処分する」とコメントした。


「酔っていたから覚えていない」が通用しないのは、警察官である田之上容疑者なら分かっているはずです。それに意識が朦朧とするくらい、外で飲む方が問題です
ただ、この事件を本当に厳正に取り扱うのかどうかは疑問です。身内に甘いところがある大阪府警です。まずは田之上容疑者に「被害者と早急に示談を成立させろ」と吹き込むのでしょう
タクシー代に治療費、見舞金などで10万円ほど払い、「犯人に重い処罰は求めない」と一筆書かせた上で、被害者から警察または検察へ提出させる手口が目に浮かびます。強盗致傷事件の容疑ですから、これで簡単に起訴猶予に持ち込めるのかどうかは分かりませんが
あるいは事件をそっくり書き換え、田之上容疑者がタクシー代を支払うため、コンビニエンスストアのATMを利用しようとタクシーを降りたところ、運転手が逃げると誤認して取り押さえにかかったのでモミ合いとなり、田之上容疑者の肘が偶然に運転手の顔に当たったとして、強盗容疑も傷害の意図もなかったかのように調書を作成するのかもしれません
田之上容疑者は依願退職し、けじめをつけたとして微罪処分で済ませる、などという展開にする可能性もあります
こうして身内を庇い、警察の体面を保とうとする限り、警察官の綱紀は緩みっぱなしとなり、不祥事を続発させる悪循環が続きます。それが分かっていないのではないか、と思ってしまいます

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