SEALDsと野党共闘を大絶賛する「週刊金曜日」

さすがに政治絡みの話題ばかり取り上げるのはどうか、と思うのですが、関心のある方はお付き合い下さい
安全保障関連法案成立後も学生の自主的活動SEALDsは健在であり、来年の参議院議員選挙に向けて頻りに野党共闘を呼びかけています
このSEALDsの活動を大絶賛しているのが週刊金曜日です(編集方針、報道のスタンスなどからして左側の人たち集まりです)
ただし、週刊金曜日が大絶賛するほどには、渋谷での街頭デモに人が集まったわけでもありませんし、SEALDsの支持層が広がっているわけでもありません
紹介する記事では、前段部分で野党共闘を取り上げ、野党統一の候補者名簿を作り、そこに名を連ねるよう提言しています


渋谷駅前をシールズらが埋め尽くす――「野党は共闘!」コール続く
(前略)
今回の街宣で、今の日本がおかれた状況の本質を突いたのは、シールズの学生のスピーチである。子どもを高校へも進学させられないシングルマザー、いつ仕事を失うかもしれない派遣労働者、家族を支えるために働く10代の若い女性など、政府の政策によって貧困に追いやられている現状を指摘したうえで、こう語りかけた。
「その人たちに努力が足りないというのが今の日本政府。そして仕事がある、奨学金を返せると自衛隊員の道が開かれるのではないか。守るべき日本という国から私たちは殺される。政府によって私たちが存立危機事態に陥らされているのです」
的を射た指摘であり、日本列島の大半の住民が、安倍政権によって存立危機事態に立たされている。それを打破するためには、○×党が嫌いなどと言っている余裕はなく、野党の共闘が不可欠だ。
(週刊金曜日の記事より引用)


学生の素朴な思考が、日本社会の虚妄を暴き、真実を引きずりだしたがごとく書いています。よく用いられる手ですが、その内容たるやあまりに幼稚であり、小学生の作文みたいなものです。これに拍手喝采をした、渋谷駅前の人たちも同じく幼稚な思考の持ち主なのでしょう
そもそも、「こどもを高校に進学させられないシングルマザー」に共感しろ、というのが無理です(公立高校の授業料は無償化、と大きく前進しています)
さらに文脈を追えば、このシングルマザーたちが収入を得るためには自衛隊に入るしかなく、戦場に送られて殺されるのだと主張しているのであり、論理もなくめちゃくちゃな主張です
あるいは、「家族を支えるために働く10代の若い女性」がまるで政府により圧迫され、搾取されているかのような言いようには唖然とします。
10代の若い女性は働く必要がなく、好きなことをしていればよいのだとSEALDsは考えているのでしょうか?家族を支えるために働くのは当然でしょう。ニートで構わないかのような発想こそ異常です
こうした主張を週刊金曜日は「的を射た指摘であり、日本列島の大半の住民が、安倍政権によって存立危機事態に立たされている」と書くのですから、まともな感覚ではありません。どこでどうやって「大半の住民」という線引が成り立つのか、意味不明です
さて、仮に野党共闘が実現したとして、何がしたいのでしょうか?
野党共闘により将来、政権を奪い取ったとしても、それぞれの政党ごとに政策は異なるのですから、予算案を組むことすらできないのは明らかです。後は激しい政党間の抗争劇が繰り広げられるだけであり、そこに民意などありません
「こどもを高校に進学させられないシングルマザー」とありますが、母子家庭のために生活保護があり、奨学金制度があり、公立高校の授業料無償化があるわけです。それで不十分だというなら、消費税率を15%に引き上げて財源を確保するしかなく、国民の負担がさらに増します。そんな高負担の社会が理想であるとは思いません

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