世田谷一家殺害事件から15年

2000年12月31日、東京都世田谷区の宮澤みきおさん宅で家族4人が惨殺されるという凶悪事件が発生し、以来15年の歳月を経ても未解決のままになっています
メディアは捜査関係者が事件当時のまま保存されている宮沢さん宅前で献花式を行い、中村格刑事部長ら献花した後、全員で黙とうをささげたと報じられています
が、ここまでの15年間の捜査方針が正しかったのかどうか、警察部内で検証が行われたのかさえ疑わしく、捜査が迷走したまま15年経ってしまったのではないかとの懸念が湧きます
「現代ビジネス」のウェッブサイトに、フリージャーナリスト一橋文哉名で事件に関するルポルタージュが掲載されています
長文の記事なので、当該サイトで内容を確認願います


世田谷一家殺人事件、私は「真犯人」を知っている〜事件を迷宮入りさせた警察の致命的失敗とマスコミの怠慢


犯人が現場に残したヒップバッグなど、韓国製であると判明したため、当初から韓国人による犯行との見方がありました
にも関わらず、捜査関係者の間には現場近くに住む精神異常者の犯行だとする認識があり、そちらの方向で捜査を進めていたと書かれています
記事には書かれていませんが、遺留品から採取された砂がアメリカのカリフォルニア州シリコンバレー近郊のものとする鑑定結果があると、以前に報じられてもいます
ならば犯人は韓国、アメリカ、日本を行き来した人物となり、現場近くに住む精神異常者や不審者との線はハズレでしょう
上記のルポルタージュにある、元韓国軍兵士の単独犯行なのかどうかは断定できないものの、指紋照合の結果、日本の警察が掌握している指紋に合致しない人物による犯行であるのは間違いありません
事件から15年間の、警察の努力を否定はしませんが、犯人逮捕に至らないのであれば捜査の方向が間違っている可能性があるわけです。気合と根性、勘だけでは捜査できないのであり、もっと広い視野と柔軟な思考が求められます
捜査関係者は一橋文哉のルポルタージュをどう読んだのでしょうか?
別件ですが、2003年6月に福岡で一家4人が殺害される事件があり、週刊誌は被害者家族の親戚による犯行説を唱え、毎週のように記事を掲載していました。しかし、実行犯は日本に留学していた3名の中国人であり、週刊誌の憶測は外れでした
被害者の身近にいる人物が怪しい、との見方が常の正しいとは限りません

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世田谷一家殺人事件 15年目の新事実
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2015-12-05
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