北海道で山に子ども置き去り 「しつけのため」と釈明

当初、北海道で「山菜採りに行ってこどもとはぐれた」と警察に捜査願いをだしていた件が、実は親が故意に山の中にこどもを置き去りにしたものだと判明し、轟々たる非難が沸き起こっています
この時期、夜間には気温も下がり、熊も出没する危険な場所に小学2年生のこどもを「しつけのため」と称して置き去りにした親の判断があまりにもズレていると言うほかありません


北海道七飯(ななえ)町東大沼付近の林で28日午後、小学2年田野岡大和君(7)=北斗市追分=が行方不明となり、両親が置き去りにする前、両親と姉の一家4人で鹿部町の公園で川遊びをしていたことが分かった。
両親は、言うことを聞かない田野岡君をしつけるため、自宅への帰り道に七飯町の舗装されていない林道で車から降ろして置き去りにした。約5分後に父親が現場に戻ったが、姿が見えなくなっていたという。
同署によると、両親は「普段から虐待をしていると疑われると思ったので、当初は山菜採り中にはぐれたと通報した」と説明。置き去りが保護責任者遺棄の容疑に当たるか慎重に調べている。
田野岡君は黒色の上着と紺色のズボン、赤色の運動靴を着用している。
両親は当初、28日午後4時ごろ、一家4人で山菜採りに出掛け、約1時間後に田野岡君の行方が分からなくなったと道警に説明していた。警察と消防などは約180人体制で捜索を続けている。
(産経新聞の記事から引用)


もちろん、無事に大和君を発見し、救助するのが最優先事項ではありますが、親の身勝手な振る舞いが事件の発端ですから愚痴もこぼしたくなります
両親の嘘に振り回され、週末に捜索のため出動させられた警察や消防の関係者も大迷惑です。捜索費用はこの父親に負担させるべきでしょう
そもそも、記事にあるところの「5分後に父親が現場に戻ったが、姿は見えなくなっていた」とする供述も事実かどうか、疑わしく思われます
子どもを置き去りにして車で走り、現場に戻ったのは1時間以上後だったかもしれません。ただ、自分の責任が問われるのを恐れ、「5分後に戻った」と言い繕っている可能性が考えられます
それに車から下ろした場所をきちんと記憶していたのかさえ怪しいのであり、警察は保護責任者遺棄事件として扱い、厳しく取り調べをする必要があります。本当は暴行を加えて死亡させたため、遺体を山に隠し、「置き去りにした」と嘘をついているという最悪の事態も…
このブログを書いている30日午後4時の時点でもまだ大和君は発見されておらず、日没が迫っています
捜索に当っている関係者の労苦が報われるよう祈念します

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