千葉大医学部集団強姦事件を考える 容疑者を伏せる目的

昨日取り上げた千葉大医学部学生による集団強姦事件の続きです
千葉県警は逮捕した学生3人の氏名を伏せたままであり、これが何とも異様です。被害者を守るため、との理由を挙げているのですが、類似した犯罪はこれまでにもありましたし、今回に限って容疑者の氏名を伏せる不可解です


千葉大医学部生の集団暴行事件で、千葉県警は発生日時、逮捕者の名前、逮捕容疑など事件にかかわる情報を一切発表しておらず、概要を問う報道各社の取材にも回答を拒んでいる。メディア各社は独自の取材結果を報じているが県警の姿勢は意図的に事件の表面化を避けていると疑われかねない極めて異例なものだ。
県警捜査1課は、非公表の理由について(1)被害者の特定につながる可能性があり、嫌がらせなどが懸念される(2)共犯関係などの捜査に支障が生じる-としており、今後も報道発表の予定はないという。
事案の非公表により、身柄の拘束という公権力の行使が正当だったか、といった外部の検証ができなくなる。被害者や犯行態様などについて誤った情報が流布される恐れも生じる。
今回の逮捕容疑は集団強姦致傷で、起訴された場合は裁判員裁判の対象となり、無期懲役刑もあり得る重大事案だ。同じ強姦事件でも平成15年の「スーパーフリー事件」で警視庁は事案の概要を発表しており、対応が分かれている。
立教大の服部孝章名誉教授(メディア法)は「公表しないことで誰が得をするのかといえば、犯罪に手を染めたとされる学生たちだ」と指摘。「『被害者への二次被害を防ぐ』という理由をつければ、一切の事案を明らかにしなくてよくなる。警察や行政が都合のいい判断で公表、非公表を決めるのは危険な兆候だ」と批判している。
(産経新聞の記事から引用)


特に被害者女性の素性を暴こうという思惑はないのですが、上記の事件のきっかけは実習後に開催された医学部の内輪の飲み会だったようで、部外者が加わっていた可能性は低いのでしょう。ならば医学部関係者以外が参加していたとは思えません
千葉大学には薬学部や看護学部もありますが、どちらも医学部から独立した学部なので、合同で実習→飲み会との流れにはならないと考えます
となれば、被害者は同じ医学部の学生、との見方が浮上します
飲み会に参加した学生、研修医が口裏を合わせ、犯行事実を隠蔽するのを警察は懸念したのでしょうか?
被疑者である学生たちも飲酒していたとはいえ、「酔っていたから」とか「酒のせいで」などという弁解は醜悪の極みです
「酔いつぶして強姦してしまえ」という卑劣にして計画的な犯行であり、「酔っていたので仕方がない」で済む話ではないのですから
さて、こうした事件の報道に接すると思い出すのが、早稲田大学の学生を中心として起きた「スーパーフリーによる集団強姦事件」です
首謀者の和田真一郎は懲役14年の刑を言い渡され、服役しています。一審判決が2004年11月ですから、もうそろそろ仮釈放の時期でしょう(満期まで服役してもらいたいものですが、初の服役でなおかつ刑務所内での受刑態度が良好なら仮釈放の対象になります)

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