月探査機「かぐや」 全長50キロの空洞発見

日本が月面探査のために運用した「かぐや」の観測データから、月には約50キロにも及ぶ地下空洞があると判明しました
以前から月はその大きさに比べて比重が軽いと指摘されており、内部にいくつもの空洞があるのではないか、と科学者たちは見ており、今回の発見はその証明に繋がるのかもしれません
日本は新たな探査機を送り込み、地下空洞を調べる予定にしていますので、成果が楽しみです
ハーバービジネスオンラインの記事を、紹介します。なお、長文なので一部のみを引用します。全文は以下のアドレスへアクセスし確認してください


日本の探査機、月の地下に巨大な空洞を発見。いったい何がすごいのか?
この地下空洞を発見したのは、JAXAなど国内外の研究者が参加する国際共同研究チーム。もともと地下空洞が存在することは理論的に予測されていたが、研究チームが日本の月探査機「かぐや」の観測データを詳しく解析した結果、この空洞がたしかに存在することをつきとめた。
この月の地下空洞は、科学的な面からも、そして人類の月面基地や都市の建設といった面からも、今後の探査や開発には大きな意義と可能性がある。しかし、そこに発見した
張本人である日本がどこまでかかわることができるかは不透明な状況にある。
◆日本が見つけた月の「縦孔」が地下空洞への入り口
地下空洞が見つかったのは、月の表側(いつも地球から見える面)の西にある、「嵐の大洋」の中のマリウス丘と名づけられた場所である。
この場所にはもともと、2009年にふしぎな「縦孔」が見つかっている。月面を詳しく探査していた「かぐや」が発見したもので、その後米国などの月探査機がさらに詳しく観測した結果、これがただの孔ではなく、孔の奥にある程度の広さの地下空洞が広がっていることがわかった。
研究者らは、この地下空洞を「溶岩チューブ」によってできたものだと予測していた。
溶岩チューブというのは、火山から噴火した溶岩が地面を流れていく際、表面だけが固まり、内部が流れ続けていくことで、やがて表面を天井とする天然のトンネルができあがる現象のこと。地球上、たとえば富士山の周辺にも、風穴と呼ばれる溶岩チューブができており、一部は観光名所として公開もされている。
現在の月は火山もなにもない、静かな世界が広がっているが、かつては火山の噴火が起こっていたと考えられており、地形や石の組成など、さまざまな痕跡がそれを物語っている。この地下空洞はそのときにできた溶岩チューブで、そしてどこかのタイミングで隕石がちょうど天井に衝突するなどして孔が開き、やがてこうして人類の目にとまることになった、というわけである。
もっとも、本当に地下に空洞があるのかは、月のまわりを回りながらカメラで撮影したのではわからなかった。
そこで今回、研究チームは、「かぐや」に搭載されていた、電波を使って地中の構造がわかる装置のデータや、のちに米国の探査機が観測した地中の密度のデータを詳しく解析した。
その結果、たしかに地下に空洞が、それも床から天井までの高さ約数十から200m、幅約100m、そして全長50kmにもおよぶ、広大な空洞が広がっていることが確認できたという。
(HARBOR BUSINESS Onlineの記事から引用)


省略した部分では、地下の空洞を利用した研究基地の建設など言及されています
加えて、月を巡るビジネスで日本が後れを取る、との懸念も表明されています
月が巨大な利益を生む商売になるのかどうかは分からないものの、中国がやたら熱心に手を伸ばしているのは事実です。そのうち月は4000年前から中国固有の領土だと宣言するのかもしれません。誰も承認しないでしょうが
中国の科学者といえば、撮影した月面の写真(複数枚をつなぎ合わせたもの)から新たなクレーターを発見したと発表し、中国メディアは画期的な発見だと大騒ぎをした件があります。単に複数枚の写真をつなぎ合わせる際のミスで、既存のクレーターがダブってしまいそれを新発見と見誤っただけなのですが、大恥を晒したのは事実です
まあ、この月面写真も本当に中国の探査機が撮影したものなのか、地上の望遠鏡で撮影したのもなのか、米の衛星の写真をパクったものなのか疑われてもいましたが
中国ならこの地下空洞に宇宙飛行士を送り込んで旗を立て、「習近平トンネル」と命名するくらいはやるでしょう

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