石巻3人殺傷事件を考える10 千葉死刑囚再審請求

犯行時未成年者であった関光彦死刑囚の執行に反応したのかどうかは不明ですが、2010年に起きた石巻3人殺傷事件で死刑判決が確定していた、犯行時18歳の千葉裕太郎死刑囚が再審請求をしたと報じられています
この事件は千葉死刑囚が知人の男と組んで、元交際相手が匿われていた石巻市の民家に押し入り、交際相手の女性の姉の南部美沙さん(事件当時20歳)と友人の大森実可子さん(事件当時18歳)を刺殺し、南部さんの知人男性にも大けがをさせ、交際女性を連れ去るという凶悪事件でした
最高裁で上告が棄却され、死刑が確定したものの弁護団は不満たらたらで、千葉被告の苛烈な成育歴がまったく考慮されていない、と再審請求をほのめかしていた経緯があります


2010年に宮城県石巻市で男女3人が殺傷された事件で、最高裁で死刑判決が確定した元少年が19日までに裁判のやりなおしを求め再審請求しました。一方、元少年に殺害された女性の遺族は「元少年は『反省している』と話していたのに、なぜ判決に納得がいかないのかわからない」と話しています。
再審請求をしたのは、犯行当時18歳だった千葉祐太郎死刑囚(26)です。千葉死刑囚は2010年、石巻市内で当時交際していた少女の姉ら2人を殺害。1人に大けがを負わせたとして1審、2審ともに死刑判決を受けました。最高裁は2016年に千葉死刑囚の上告を棄却。裁判員裁判で下された少年に対する死刑判決が全国で初めて確定していました。
千葉死刑囚の弁護団は「裁判所の判決の事実認定には誤りがある」として、死刑回避を求めるとみられていて、20日に会見を開き詳しい理由を明らかにするとしています。
一方、殺害された大森実可子さんの遺族は19日、TBCの取材に対し「裁判は娘にしてやれる最後のことだと思ってきた。千葉死刑囚は『反省している』と話していたのに、なぜ判決に納得がいかないのかわからない」と話しています。
(東北放送の記事から引用)


本日、弁護団の会見があったはずですが、これを取り上げた報道が見つかりませんでしたので、後日触れることにします
弁護団は千葉死刑囚の成育歴、家庭環境に執着しており、千葉死刑囚の粗暴性も成育歴ゆえだとし、死刑にすべきではないと繰り返し主張してきました
当然、千葉死刑囚本人も弁護団からそう吹き込まれ、「オレは悪くない」との思いが心の内でくすぶっていたのでしょう
しかし、一番の理由は千葉死刑囚が事件をすべて自分から逃げた交際相手と、それを匿った姉の南部美沙たちのせいにしており、死刑判決に納得していないゆえだと思われます
交際相手の女性に殴る蹴るの暴力を加えていた事実を棚に上げ、逃げた奴が悪いと決めつけ復讐心で頭が沸騰して犯行当時と何も変わりません
むしろ早々に死刑を執行するのが世の中のため、と思います

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