児童の頭を黒板に叩きつけた教師 停職処分で辞任

授業中に児童の頭をつかんで黒板に叩きつける、という体罰(これはもう暴行事件ですが)を加えた、愛知県豊橋市の公立小学校の教師深谷勝義が停職6か月の懲戒処分を受け、同日付で依願退職したと報じられています
しかし、この深谷勝義は以前にも体罰で処分を受けており、愛知県教育委員会の認識の甘さ、処分の手ぬるさこそ問題でしょう
この事件は先に当ブログでも取り上げたところですが、処分が決定したとの報道を受け再度、取り上げます


愛知県豊橋市立岩西小学校の男性教諭(43)が児童の頭を黒板にぶつけるなどの体罰を加えたとされる問題で、県教育委員会は9日、この教諭を停職6か月の懲戒処分にした。
教諭は同日付で依願退職した。
発表によると、教諭は昨年4~10月中旬、担任だった2年生8人に対し、複数回黒板に額をぶつけるなどしたほか、顧問を務めるバスケットボール部の6年生1人に体罰を加えた。児童9人に対する体罰は計14件で、教諭は児童らに、暗に口止めするような発言もしていたという。
教諭は2012年にも、4年生の女子児童に対する体罰で戒告処分を受けており、県教委の調査に「指導に熱が入るあまりやってしまった。過去に処分を受けながら繰り返し、恥ずかしい」と話したという。
また、県教委は同日、尾張地区の県立高校で、2年生の女子生徒にわいせつな行為をしたとして、男性教諭(26)を停職6か月の懲戒処分にした(同日付で依願退職)
(読売新聞の記事から引用)


公務員の懲戒処分で停職6か月というのは、「懲戒免職にはしないけど、辞めろ」という意味です
それにしても深谷勝義の、「指導に熱が入るあまりやってしまった」との弁解はひどいものです。本人が自身の行為を、「指導熱心ゆえ」と思い込んでいるのですから、勘違いもはなはだしいのであり、何も反省などしていないのは明らかでしょう
深谷勝義の行為は「指導熱心ゆえ」などではなく、暴力をもって児童を圧迫し、服従させることを教育だと思い込んでいるがゆえであり、教師として不適格です
教育委員会は過去にも指導し、研修を受講させたはずですが、深谷勝義の根源的な思い違いを指摘して矯正するには至らなかったのでしょう
問題のある教師なのですから、教壇に立たせるのが適切なのか、その資質も含めて十分に吟味し検討すべきところを、形式的な研修受講で済ませた…と推測されます
教育委員会のおバカな対応により岩西小学校の児童は、この暴力教師の授業を受ける羽目になったのであり、迷惑な話です。これで不登校になった児童が複数いたならどう責任を取るのか、と問い詰めたくなります
こうした暴力教師、セクハラ教師を排除し、児童を守る仕組みをなぜ構築しないのか、不思議でなりません

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