慰安婦像設置を国家事業として推進する宣言 韓国政府

韓国の閣僚が国連欧州本部で、「慰安婦像設置の活動を今後も支援する」と発言したと報じられています

国連女子差別撤廃委員会の韓国審査が22日、国連欧州本部で行われた。韓国の鄭鉉栢(チョンヒョンベク)女性家族相は、元慰安婦に対する住宅や医療の手当など、同国が行ってきた支援の重要性を説明した。さらに、同国内外各地に作られ続ける慰安婦を象徴する女性の像について、「二度と女性が傷つけられることがないよう、このような問題を忘れないためだ」と、設置の意義を強調。「元慰安婦や支援団体の声を聞いてこの事業を支える」と述べ、政府として、像設置などの活動を支援する考えを示した。
鄭氏はまた、韓国政府として今年8月、慰安婦問題に関する資料を収集し、この問題の歴史教育や対外発信をするための拠点「慰安婦研究所」を発足させる方針を明らかにした。
(読売新聞の記事から引用)

日韓政府間の合意など無視し、今後とも世界各地に慰安婦像設置を進める宣言と解釈できます
そこまで韓国政府と韓国国民が慰安婦像に執着するのはなぜかと考え、思うところを述べることとします
さまざまな仮説を立てるのは可能ですが、どれか1つが正解、というものではないのでしょう
構造主義の立場から美術史の研究をしているジョルジュ・ディディ・ユベルマンは、著作「残存するイメージ~アビ・ヴァールブルクによる美術史と幽霊たちの時間」(人文書院)の中で以下のように書いています

フロイト曰く「抑圧された回想は事後的にのみトラウマと化すということを、我々はいたるところで発見する」
この単純な発見から、あらゆることがもたらされる。起源はその時系列的な「古さ」にかかわりなく、、もはや事実としての源泉には還元することが出来なくなるだろう(事後的にトラウマの価値を帯びるのは、何よりも記憶イメージなのだから)。
したがって、歴史もまた、過去の事物の単なる照合調査に還元することができなくなるだろう。そこからラカンは、精神分析のために、「反転する時間」「シニフィアンの遡及効果」、そして「 過去未来」に関する洞察のすべてを引き出した。他方、批評家の中には、フロイトがいう事後性がもつこうした転覆的価値を、心的時間の理論という視点から理解しようとする者も少なからず存在するだろう。
しかし、フロイトによって1885年に発見された感覚原則が時間の力道図を示すものであることを、しかも、それは、あらゆる点で同じ時期にヴァールブルクが文化の領域で明らかにしつつあったものと類似しているということを、どうしてここで注意せずにいられるだろうか。

このフロイトの指摘する抑圧された回想を、「従軍慰安婦」という物語に置き換えると、理解しやすいと感じます
韓国にとっての従軍慰安婦とは歴史問題などではなく、歴史に還元することも不可能なトラウマとして存在し、幽霊のようにさ迷い続け、恨み言として繰り返し語られものであり、語られ続けられるものでしかないと解釈できます
なので、韓国の人々はトーテムのように慰安婦像を建てて回り、祈りを捧げ、あるいは呪詛の言葉を吐き続ける…と
当然、そこには解決などというものは存在しません。「従軍慰安婦」という物語を終わらせたくないのであり、慰安婦像を眺めながら民族のトラウマを想起し、呪詛を吐き出す行為を未来永劫繰り返すのを彼ら、彼女ら自身が望んでいるからです
つまり、「最終的な決着など元から望んでなどいない」と理解できるのであり、これでは何を協議しようと、合意しようと無駄であると導き出せます

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