茨城女子大生殺害事件を考える 初公判で殺害認める

長年未解決になっていた茨城県での女子大生殺害事件で、逮捕されたフィリピン人のランバノ・ジェリコ・モリ被告が初公判で殺害の事実認めた、と報じられています
2004年に殺害された大学生原田実里さんは、深夜にアパートを出たまま行方不明となり、その後川岸で遺体となって発見されていました
ようやくにしてフィリピン人のモリ被告ら3人による犯行と判明したものの、共犯である2人の男は国外に出国しており、国際手配されています。共同通信の記者がフィリピン国内に住む共犯者に取材し、犯行を認める発言を記事にしていますが、その後警察当局が身柄を拘束したかどうかは不明です


茨城大農学部2年の原田実里さん=当時(21)=が2004年に殺害された事件で、殺人などの罪に問われたフィリピン国籍のランパノ・ジェリコ・モリ被告(36)の裁判員裁判の初公判が17日、水戸地裁(小笠原義泰裁判長)であり、同被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。判決は25日の予定。
冒頭陳述で検察側は、「被告らが原田さんを偶然見つけ、車に連れ込み乱暴し殺害した行為は極めて悪質」と非難した。
弁護側は、当時18~19歳だった共犯2人の行為からエスカレートしたと指摘。遺族に対し反省を示していると主張し、量刑への考慮を求めた。
起訴状によると、モリ被告は04年1月31日午前0時~同6時半ごろ、同国籍の男2人=国際指名手配=と共謀し、茨城県阿見町で歩いていた原田さんを車に連れ込み暴行。その後首を手で絞め、同県美浦村の清明川左岸付近で首などを刃物で複数回切りつけ、胸部を刺すなどして殺害したとされる。
捜査関係者によると、モリ被告は事件後、周囲に対し、事件に関与したとほのめかしていた。こうした内容について警察に情報提供があり、捜査したところ遺体の付着物から検出されたDNA型が同被告と一致した。
(時事通信の記事から引用)


共犯である2人の男が犯行をエスカレートさせたと、モリ被告は主張しているのですがどうなのでしょうか?
犯行当時、共犯2人は未成年であったことを考えれば、年長であるモリ被告が犯行を主導した可能性が高いのであり、共犯者に罪を被せようとしている風に聞こえます
先述の共同通信の記事では、モリ被告が被害者を刺した、と共犯者が発言しているのですが、互いに罪をなすりつけ合っている風にも聞こえますだとしてもモリ被告の罪状に情状酌量の余地はないのであり、検察側は無期懲役を求刑するのでしょう
未解決のままに終わる事件が少なくない中で、犯人逮捕に漕ぎつけただけでも良しとするべきなのかどうか、何とも釈然としません
追記:2018年7月、水戸地方裁判所はモリ被告に求刑通り、無期懲役の判決を下しています

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