韓国政治家セクハラで起訴も無罪判決

韓国の裁判所は時にとんでもない屁理屈をかまして、理解不能な判決を言い渡すケースがあります。過去の判例にやたら固執する日本の裁判も変ですが、道理の通用しない韓国の裁判も困ったものです
今回は部下である女性に知事という立場を利用して性関係を繰り返し迫っていた、安熙正元忠清南道知事の裁判を取り上げます
ことし3月に逮捕された安熙正は、韓国で次の大統領と目される大物政治家です
安熙正は女性秘書に対し、4回の強姦を繰り返した容疑と、別の女性に対するセクシャルハラスメントで告発され、逮捕起訴されたものの、ソウルの裁判所は無罪判決を言い渡し、性行為は合意の上だったと認定しています


韓国の「Me too運動」勃発から7ヶ月。先日、これに関する重大な判決が下された。
ソウル西部地裁は14日午前、判決公判で安熙正(アン・ヒジョン)氏の性的暴行容疑に対して「無罪」を言い渡した。
安氏は韓国忠清南道の前道知事でありながら、廬武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の最側近も務めたスター政治家である。
しかし、今年3月に元秘書の金ジウン氏からセクハラ被害の告発を受けて、政治活動の停止と知事の辞職、さらには所属党であった「共に民主党」の除名処分を受けている。
安氏の容疑は、昨年7月29日から今年2月25日までの間、業務上圧力による姦淫が4回、業務上圧力によるセクハラ1回、強制わいせつ5回とすべてが性犯罪によるもの。
今回、これら全てが無罪の判決を受けた。
報道によると、裁判部は「(性犯罪事件の)唯一の証拠は被害者の供述であり、証言である。言動ひとつにしても、被害者の受け取り方を十分に考慮しなければならない」としながらも、今回の判決に関しては、「被害者の供述で納得できない部分や疑問点が多い。
また、当時被害者が(パニック心理状態のひとつである)凍りつき症候群などに陥っていると見ることはできない」ことから、容疑者を無罪とした。
また、「現在の、韓国性暴力犯罪処罰システムの下では、こんな証拠だけでは性的暴力犯罪と見ることはできない。検察の公訴事実だけでは、被害者の性的自由が侵害されたとは言いがたい」と明らかにした。
今回の事件の核心争点となっていたのは、「権力や圧力による強制性」である。
しかし、今回の判決からみると、裁判部は「(当時の)道知事として被害者の任免権を持ったのをみれば、権力行使と見るのが妥当だが、少なくとも今回の件にいたっては、被害者の心理状態はどうであれ、任免権を乱用したとはいえない」と判断し、有罪を認めなかった。
無罪判決を後押ししたのには、金氏が性的暴行を受けた翌日も通常通り仕事をこなした様から、「被害者らしさ」が垣間見えないという点も判断材料となっている。
(ハーバー・ビジネスオンラインの記事から引用)


どこをどう解釈したら、このようなトンチンカンな判決が下せるのか、理解不能です
結局のところ、裁判官は最初から強姦ではなく合意の上の性行為だったと決めてかかっていた、と思われます
特に、「被害に遭ったとされる日の翌日も普段通り仕事をしており、被害者らしさが見えない」との屁理屈には絶句します
韓国では女性に対する強姦事件が日本の10倍以上発生しているものの、一般男性の多くが、「女は強姦されて喜んでいる」と思い込んいるため厳重に罰せられるケースは少なく、無罪か微罪で終わるのも珍しくありません。また、実刑判決を受けて服役しても恩赦によって早々と仮釈放されます(政治家の人気取りのため、毎年、頻繁に恩赦が実行されます)
控訴審でまともな判決が下されるのかどうか、注目しましょう

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