大阪桐蔭高 賭けゴルフに暴力事件を隠蔽

夏の甲子園で野球部が優勝を果たした大阪桐蔭高校で、ゴルフ部の生徒が賭けゴルフに興じたり、下級生に暴行を加えていたと報じられています
学校側はこうした事件を部内だけで処理し、公表していませんでした
私立の高校なので学校の裁量権の範囲内との考えもあるのでしょうが、そこには事件を有耶無耶にして隠蔽しようとする体質が垣間見えます


大阪桐蔭高(大阪府大東市)の男子ゴルフ部で複数の部員による賭けゴルフや暴力行為があった問題で、賭けゴルフは当時の部員全員が関わっていたことが30日、同校への取材で明らかになった。また、上級生による下級生への暴力は、「指導」名目で行われていた。今田悟校長は「非常に残念な不祥事で、猛省すべき問題だ」と話した。
同校によると、賭けゴルフは当時の1〜3年の計13人が関わり、昨年7月〜今年3月、クラブ活動中のチーム戦、パター戦、アプローチ練習中に行われた。また、同じミスを繰り返す▽注意しても無視する▽反抗する--といった理由で、当時2年生の5人が、1年生1人に対し、蹴ったり、肩を殴ったりなどの暴力を繰り返した。けがの程度は不明という。
暴力を受けた部員は今年3月に自主退学した。3年生は問題発覚時には既に卒業しており、聞き取りできていないという。
同校は3月、暴力を振るった5人を無期謹慎、男子ゴルフ部を無期活動停止としたが、いずれも12日間で解除された。また、ゴルフ部監督らは校長が厳重注意とした。
(毎日新聞の記事から引用)


暴力を受けた生徒が自主退学したので、事案を有耶無耶のまま闇に葬ったと言うしかない対応です
暴行を加えた5人を無期謹慎にしたと言うものの、3月の春休み期間にかかっているなら事実上、お咎めなしの措置でしょう
また、ゴルフ部の監督らが厳重注意を受けたとありますが、ゴルフ部の活動のどの部分を具体的に改善したのか、何も説明がありません。何もしなかった、と受け止めざるを得ません
大阪桐蔭高校のガバナンス(統治)がいかにユルユルで、放任したまま指導もできていない…と映ります
野球部も含め、他の部活動でも似たような暴力行為が繰り返されている(体育系だから暴力なんて当たり前、との風潮がはびこっている)可能性があるのですが、校長らにそうした危機感は微塵もないのでしょう
数日後には、甲子園の優勝メンバーである野球部員が下級生に暴行を加えていた、とのスキャンダルが表面化するかもしれません
その時、校長はまた同じような釈明をするのでしょうか?

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