中国 麻薬密輸で拘束の稲沢市議の死刑回避か

2013年、3キロを超える覚醒剤を隠し持っていた疑いで身柄を拘束され、死刑を求刑されていた元稲沢市議会議員桜木琢磨被告について、「75歳以上には原則死刑を適用しないという中国の規定に基づき、死刑が回避される見通しになった」と弁護人が述べていると伝えられています
桜木被告については裁判が行われたものの、判決の言い渡しが延期され4年も店晒しにされたままでした
まるで75歳になるのを待っていたかのような話です
桜木被告側の言い分によれば、「桜木市議は十数年前、ナイジェリアを中心に広がった投資詐欺に遭い、多額の損失を出した。数年前からメールでやりとりをするようになった 自称ナイジェリア人の男から『(損失分の)70万ドル(約7300万円)を取り戻してやるので必要な書類にサインしてほしい』と誘われて昨年10月に広州に来た。航空券は男が用意した。 書類にサインした後、男から『日本の妻に商品サンプル入りのスーツケースを渡してほしい』と電話で依頼され、ホテルに現れたマリ人から受け取った。覚醒剤は、帰国のために広州から上海便に搭乗しようとした際、手荷物検査でスーツケースの二重底と中身の女性用サンダルの厚底から見つかった」という経緯です
この事件ではマリ人と同居していたギニア人の2人も逮捕、起訴されていますが、主犯格の自称ナイジェリア人の男の行方は分かっていないのだとか
いわゆる「ナイジェリア詐欺」にひっかかった挙句、覚醒剤の運び屋に仕立てられてしまったわけで、儲け話に食いついて大やけどを負う典型的なパターンでしょう
スーツケースの中身を知らなかった、としても擁護する気にはなれません
75歳という年齢を理由に死刑を回避したとして、それでも有罪との判決なら引き続き中国で服役する可能性もあります。死刑回避=身柄釈放ではないのですから
過去にも、「荷物を運んでくれと頼まれた」として覚醒剤密輸に関与し、マレーシアで死刑判決を受けた日本人看護師もいますし、スーツケースを空港で盗まれたため替わりのスーツケース(麻薬仕込み)を渡され、オーストラリアで逮捕された日本人夫婦もいます
海外では「スーツケースの中身は知らなかった」が通用しない、と承知しておく必要があります

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