韓国「宇宙開発の遅れ このままでは乞食になる」

韓国の裁判所による徴用工の判決など、取り上げたい事件は多々あるものの、時間が限られていますので順番に1つ1つ書いていきます
さて、今月25日に打ち上げが予定されていた韓国の試作ロケットは、機体に欠陥が見つかったとの理由で先送りされています。現時点で、いつ打ち上げが可能になるか不明です
それに先立ち、10月20日、南米ギアナから「アリアン5」で宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星探査機「みお」が欧州の探査機とともに打ち上げられ、予定の軌道に投入されています
この報道に対し、韓国の政党「正しい未来党」がコメントを発表していますので、取り上げます


先週末(20日)、日本が水星探査機『みお』の発射を成功させた。1997年の構想開始から21年掛かりとなる、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の最長期プロジェクトだった。
祝うべき事だ。羨ましい事でもある。遠からず日章旗、あるいは旭日旗が地球ではない他の惑星の表面に突き刺さるシーンを目撃する日が来るかも知れないので、ぞっとする事もある。
では我々は何をしていたのか。大韓民国は『宇宙探査計画』があるのか。お金が無いからできないのか。能力が無いからできないのか。
我が国が『宇宙開発中長期基本計画』を立てたのは1996年である。そして10年経ってから『宇宙開発振興基本計画』が出た。今年の初めには政府が第3次基本計画を発表した。
また、『大韓民国宇宙探査総合計画樹立のための企画研究』の推進を発表した。『総合計画』を準備するための研究だ。政府のする事は、延々と計画を立てるためだけに無駄な歳月を費やしている印象である。
その間に中国やインド、日本はアジアで宇宙探査を主導している。我が国が、外国の宇宙探査機による情報を物乞いをしなければならない、宇宙時代の乞食に転落する事を警戒しなければならない。
日本の水星探査機の発射成功、腕組みをして見守るだけなのか。『科学冷遇』の現実を点検して、その現実を克服する事が望ましい積弊清算である。


相変わらず日本人研究者のノーベル賞とか、惑星探査機の打ち上げといった派手な事象にばかり目を奪われ、本質を見ない発言です
上記のコメントでは韓国政府が延々と「宇宙開発計画」を立て続けている=進捗しない状況を批判し、あたかも政治の怠慢であるかのごとく述べています
しかし、韓国の宇宙開発計画が進まないのは、圧倒的に研究・開発に携わる人材が不足しているからであり、政治家や官僚が旗を振っても檄を飛ばしても、研究が進まない限りロケットは打ち上げられないという現実を見ていません
結局、空論を弄んでいるのは「正しい未来の党」の方であり、韓国の政党(政治家)の現実検討能力の低さを露呈するコメントです
そもそも根底にある、「日本ができたのだから我々にもできるはず」という根拠のない思い込みをどうにかすべきでしょう
もちろん、韓国で宇宙開発に携わっている研究者たちは、「我々にもできる」と明言しているのですが、これは「できる」と言わなければ無能者として扱われる韓国社会独自の弊害によるものです
毎回、ノーベル賞関係の報道でも言及しているように、「ノーベル賞を獲るには基礎科学分野を強化しなければならない」と言っておきながら、新薬開発が脚光を浴びるとそちらへ色目を使い、惑星探査機打ち上げが成功するとこちらに目が向く…のが韓国です
結局、基礎科学研究をすっ飛ばして惑星探査機打ち上げに嫉妬し、そうした派手な成果を示せない自国の現況を嘆いているだけで、本質を見失ったままです
韓国が独自に大型ロケット開発を継続しているのは、それを弾道ミサイルに転用する政治的な意図(加えて、北朝鮮への対抗心)もあるのでしょう。その狙いはともかく、研究開発のため、数千人ものスタッフを抱えている状況ではなく、少人数で取り組んでいるのが実態です
が、政治家はそうした現場の状況を直視しせず、「計画が遅れている。けしからん」とコメントするのですから、話になりません

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