韓国「静止軌道への衛星打ち上げ成功で歓喜」

韓国が静止軌道上で運用する気象衛星が、アリアンスペース社のロケットで打ち上げられ、所定の軌道投入に成功した、と報じられています
打ち上げから軌道投入までヨーロッパのアリアンスペース社に丸投げした形なのに韓国ではまるで自分たちの技術によって成し遂げられた快挙、として祝福されています
これまでにも、「韓国の技術で製造された衛星」を打ち上げたと自称してきたわけです
が、実態はヨーロッパの企業の手で設計・製造されてきたものを「韓国産」と偽って宣伝していただけでした(組み立てた場所は韓国国内)
今回の静止気象衛星も「千里眼」と名付けられているものの、名前の由来はイスラエル製の高性能望遠カメラを搭載したことであり、ここでも外国頼みです


2018年12月5日午前5時37分、韓国の技術で開発された初の静止軌道衛星「千里眼2A」が仏領ギアナの宇宙センターから打ち上げられた。午前6時16分には豪州ドンガラ地上局との交信に成功。予定どおり軌道に投入されれば、来年7月ごろから朝鮮半島に、より正確で詳しい気象情報などを送ることができるという。
韓国・ソウル経済によると、ドンガラ地上局に「千里眼2A」から初の信号が届いた瞬間、韓国航空宇宙研究院の研究チームからは歓喜の声が上がった。韓国の研究チームが独自に設計・組立・テストまで行って完成させた衛星であるため、喜びもひとしおといった様子だったという。感想を聞かれたイム・チョルホ同研究院長は「宇宙に向けた今年の3種セットが完成した」と述べた。
今回の打ち上げ成功は、11月28日の韓国型ロケット「ヌリ号」の試験用ロケットの打ち上げ成功、12月4日の次世代小型衛星の打ち上げ成功に続く成果だった。イム院長は、「千里眼2Aのために努力した職員たちに感謝する」とし、「韓国の技術で開発した初の静止軌道衛星ということに大きな意味がある」と評価した。
同院のユ・ミョンジョン衛星研究本部長は「予定どおりの時刻にカウントダウンが行われ、全てが完璧に進んだ」とし、「今回の衛星打ち上げにより韓国は静止軌道衛星のための独自のソフトウェアと固有モデルを保有するようになった」と述べたという。
この知らせに、韓国のネットユーザーからも「ついに成功したのか。韓国人であることが誇らしい。後はロケットが成功すれば完璧」「ビッグニュース!韓国は素晴らしい国だ」「このまま韓国も宇宙強国へ!」など歓喜の声が上がっている。「宇宙産業にもっと投資しよう」と訴える声も。
(レコードチャイナの記事から引用)


予定通りのカウントダウンから全て完璧に進んだ…のはアリアンスペース社の技術によるものであり、韓国は関係ありません
韓国気象庁は日本の気象衛星「ひまわり」のデータを利用していましたが、天気予報や台風の進路予想を外すことが多く、批判を受けていました。それを「日本が提供するデータが悪い」と責任転嫁し、釈明していたりします
その後、「千里眼1号」を打ち上げ、「日本の鼻をへし折ってやった」と自慢したものの、天気予報の精度の低さは相変わらずであり、要するに韓国の気象観測・予測技術が低レベルであると証明する結果になったのでした
「千里眼」についても、「スパイ衛星並みの高性能」であると自慢していました。しかし静止軌道(地球から3万6千キロ)上に望遠カメラ付きの衛星を置いたのでは、低軌道(地球から300キロ程度)上にある偵察衛星にかなうはずがありません
北朝鮮の大陸弾道弾発射騒動の際には、「偵察衛星がないニダ」と慌て、他国に「偵察衛星を貸してほしいニダ」と依頼して失笑を買ったにのも記憶に新しいところです
「千里眼」には北朝鮮の軍事施設を高い精度で監視する能力がないのであり、「ひまわり」の衛星写真より少しましな同程度でしかないのでしょう
どうにもやっていることがちぐはぐであり、何を狙っているのか理解できません
南北融和を狙う文在寅大統領の方針からすれば、いまさら低軌道に偵察衛星を打ち上げ、北朝鮮の軍事施設を監視する策は取らないものと考えられます

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