京アニを「麻薬の売人以下」と中傷し炎上 大阪芸大教授純丘曜彰 その2

京都アニメーションを「麻薬の売人以下」とこきおろし、放火殺人が起こると予見していたがごとき見解を披露するコラムで炎上した、大阪芸術大学教授純丘曜彰について2度目の言及になります
問題のコラムは炎上後削除されたのですが、純丘曜彰は加筆修正した後、再びアップしたと報じられています
京都アニメーションを「麻薬の売人以下」とこきおろす部分は削除されたものの、再度アップしたのはよほど自分の見識に自信があり、アニメオタクの批判如きに屈するものか、との思いがあったからなのでしょう
おまけに、「この記事は、大阪芸術大学の意見・見解を代表・代弁するものではありません」と書き加えており、大学に批判が殺到する事態を回避しようと企図した結果、と推測されます
以下、純丘曜彰のコラムから一部を引用します
純丘曜彰は京都アニメーションが押井守監督の劇場版アニメーション「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」の制作に関わった点を重視し、それがアニメオタクに「いつまでも終わることのない学園祭の前日のような夢」を押し付けたと批判を展開します


(前略)
それもこれも、京アニという製作会社自体が、終わりなき学園祭の前日を繰り返しているようなところだったからだろう。学園物、高校生のサークル物語、友だち話を作り、終わり無く次回作の公開に追われ続けてきた。内容が似たり寄ったりの繰り返しというだけでなく、そもそも創立から40年、経営者がずっと同じというのも、ある意味、呪われた夢のようだ。天性の善人とはいえ、社長の姿は、『BD』の「夢邪鬼」と重なる。そして、そうであれば、いつか「獏」がやってきて、夢を喰い潰すのは必然だった。
なぜ学園物、子供以上大人未満のジュブナイルが当たったのか。なぜそれが日本アニメの主流となってしまったのか。中学高校は、日本人にとって、最大公約数の共通体験だからだ。入学式、修学旅行、学園祭、卒業式。教室、体育館、登下校。だが、実際のファンの中心は、中高生ではない。もっと上だ。学園物は、この中高の共通体験以上の自分の個人の人生が空っぽな者、いや、イジメや引きこもりで中高の一般的な共通体験さえも持つことができなかった者が、精神的に中高時代に留まり続けるよすがとなってしまっていた。それは、いい年をしたアイドルが、中高生マガイの制服を着て、初恋さえ手が届かなかったようなキモオタのアラサー、アラフォーのファンを誑かすのと似ている。
夢の作り手と買い手。そこに一線があるうちはいい。だが、彼らがいつまでもおとなしく夢の買い手のままの立場でいてくれる、などと思うのは、作り手の傲慢な思い上がりだろう。連中は、もとより「学園祭」体験を求めている。だから熱烈なファンになったのだ。自分自身のアイデンティティ無き「顔無し」は、あたかも自分自身で作ったかのように作品群に心酔し、批判を狂ったように蹴散らす。グッズを買い集め、「聖地」を巡礼し、いつか一線を越えて、作り手の領域、作り手の立場にまで、かってに自称で踏み込んでいく。最高に熱烈なファンの自分こそ「学園祭」の一番の主役であるはずだ、と。だが、それを拒否された、否定されたと思い込めば、彼らの凶暴なもう一面が歯を剥いて襲いかかって、破壊に転じる。
(後略)


引用部分の末尾で、京都アニメーションに火を放った青葉容疑者の行動を説明し、予見できたものだと純丘曜彰は言いたいのでしょう
しかし、本当にそうなのでしょうか?
過去に「黒子のバスケ」の作者に粘着し、脅した容疑で逮捕され、実刑を食らった犯罪者はいましたが、アニメーション制作会社に放火した犯罪者は青葉容疑者だけです。極めてレアなケースと言えます
制作会社に「原作殺しだ」と苦情の電話をかけたり、批判のメールを送り付けるアニメオタクが多数いるとしても、彼らが皆、アニメーションの作り手を殺害しようと行動したりはしないのであり、純丘曜彰の理論?は外れであるのは明らかでしょう
純丘理論が正しなら、アニメーション制作会社への放火殺人はもっと頻繁に発生していなければなりません。AKBグループの握手会で鋸で切り付けた実刑を食らった犯罪者はいましたが、彼はAKBのアイドルに入れ込んだオタクではなく、むしろアイドルとは無縁の発達障害を抱えた人物でした
純丘曜彰の主張は結果から原因を導き出そうという、倒錯した行いであり、犯罪理論としては論外です
こうまで「ビューティフル・ドリーマー」のせいにされたのでは、押井守監督もさぞ苦笑しているのでは?

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