あいちトリエンナーレ 津田大介はなぜ炎上したのか?

炎上騒動となった「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」を巡り、さまざまな言説を取り上げています
今回は単刀直入に芸術監督津田大介の責任と覚悟のなさを指摘する意見を紹介します
非常に長文の記事なので、結論部分のみを引用します
全容を読みたい方は以下のアドレスにアクセス願います


炎上すべくして大炎上「あいちトリエンナーレ」
(前略)
トルコ領のアナトリア半島から、すぐ沖に浮かぶギリシャ領のコス島に向けて、無茶なゴムボート渡航で難民が決死の亡命を計り、結果的に幼い命を含む多くの人命が失われた「出来事」がありました。
しかし、それがいったん「写真」として切り取られ、報道やSNSで拡散してしまうと、それは事実を離れた「アイコン」として政治化してしまう。
私たち芸術人が最も警戒する、内容の空疎化がここに見られる可能性があると思います。
「あいちトリエンナーレ2019」コンセプトは、まさにこの「ポストトゥルース」のアイコンを「アート」あるいは「作品」と勘違いする、ジャーナリスティックな誤解が、今回の問題を生み出した、真の原因と私は思います。
実際に展示された作品「平和の少女像」に関して、私はここで何一つ発言しません。それは芸術人として、見ていない作品を云々する愚を犯さないだけのことに過ぎません。
間違いなく言えることは、ここでの「キュレーション」は「平和の少女像」という作品ではなく「慰安婦」という政治的なアイコンを会場にちりばめることで「タブーに挑戦する」という、かなり動機の浅いジャーナリスティックな「政治」の「図式ありき」でしょう。
それが、こんなに大きな騒ぎになるとは事前に「想定」していなかった・・・器ではなかったと言うことだと思います。
これを2年ほど前から仕かけ、また周囲の状況変化などに細心の注意を払わず、結果的にアーティストとトリエンナーレそのものの品格を大いに落とす結果となった キュレータまがいの政治ジャーナリズム(pseudo - curating political journalism)の浅慮。
「浅い」というのは、公開2日目にしてすでに「対策を検討」といった発表があった時点で浅はかであるのは明らかで、なぜ2~3日前に、「もう少しきちんと分別のある対策が取れなかったのか」と、あらゆる常識人の大人に問われて当然と思います。
「胆力」がないのです。
8月3日に「中止」、まさに三日坊主で引っ込めたわけですが、これは国内の反響以上に、いま緊張関係を高めている日韓間の外交で、極めて良くないカードを一枚提供してしまっていることを、明記しておきましょう。
韓国政府から正規の抗議などが来た場合「芸術監督」には取るべき責任があります。
また、国内向けで考えるなら「表現の不自由展」というコンセプトからして、まさにその方向で「表現を自粛」したわけですから、全体主義体制下での美術展禁圧と同じことを結果的にしていることになる。
作品の是非といったことを問う以前、問題外の対応で、どこかの興業会社の社長会見を想起せざるを得ませんでした。
国際展というのは、そもそも、キュレーティング・アーティストというべき、器の大きな、ビジョンの遠大な人(々)の見識があって成立する性質のものです。
ジャーナリストを「芸術監督」に据えた時点で、この間違い、つまりポリティカルでジャーナリスティックなミスは決まっていたようなものです。
その背景には「話題を呼ぶ人選」で「動員数」を主な指標と考える、内容不在、芸術無関係なイベント・ガバナンスの空洞化を指摘するべきと思います。
津田さんに罪があるとは、あまり思っていません。芸術人としての経験を持っていないのだから、胆力など養う機会があるわけもないでしょう。
ただ、いやしくも「芸術監督」を名乗るのであったなら、外部からの批判に対して、いきなり「ひっこめる」と読めるような身の翻し方はすべきではなかったのではないかと思います。
芸術を生きている人間は、多くがそこで人生を懸け、命を懸けて、営々と頑張っています。
現状の展開は作品や作家に対してあまりに失礼であるし、無責任とみる人もいるでしょう。
もし芸術監督として「平和の少女像」を選んだのなら、それと運命を共にする覚悟があって、初めて芸術監督業の1の1であって、新聞記事のように簡単に差し替えが利くアイコンではないことを、畑は違いますが一人の作り手の立場から記したいと思います。


各方面から袋叩きに遭っている津田大介は、こうした諫言に耳を傾ける余裕はないのでしょう
いわゆる慰安婦像の展示を取りやめると津田が判断した結果、従来の応援団であった左側のメディアからも叩かれる始末です
しかし、上記の伊東乾の指摘は示唆に富んでおり、そのまま大学で「表現の自由」や「報道の自由」を巡る授業のテクストに使えるほどです
津田大介とその仲間たちも熟読玩味し、もう一度勉強し直してはどうか、と勧めたくなります
そしてちまたに溢れる既存のメディアの、「表現の自由を侵してはならない」とか、「政治が芸術に干渉するなど許せない」といった底の浅い社説などよりよほど説得力があります

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