碧南強盗殺人で死刑確定 闇サイト殺人の堀慶末懲役囚 

会社帰りの女性を拉致し、殺害した2007年の「闇サイト殺人事件」では共犯1人が死刑となったものの、堀慶末被告と自首した川岸健治被告は無期懲役の判決を受けて服役していました。
この堀慶末が「闇サイト殺人事件」の前に関与していたのが、1998年に愛知県碧南市で起きたパチンコ店経営会社役員夫婦殺害事件です
堀慶末は「闇サイト殺人事件」で逮捕されたものの、碧南強盗殺人については「警察から訊かれなかった」と供述していませんでした



愛知県碧南市で平成10年、会社役員の馬氷一男(まごおり・いちお)さん=当時(45)=と妻の里美さん=同(36)=を殺害したとして強盗殺人などの罪に問われ1、2審で死刑判決を受けた堀慶末(よしとも)被告(44)=別の事件で受刑中=の上告審判決で、最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)は19日、「強固な殺意に基づく冷酷な犯行で、人命軽視の態度が顕著だ」として被告の上告を棄却した。死刑が確定する。4裁判官全員一致の結論。
堀被告は19年に名古屋市の女性が殺害された「闇サイト」事件で、無期懲役が確定している。無期懲役の受刑者が別の事件で死刑判決を受けるのは異例。死刑判決の確定後は無期懲役刑の執行が停止される。
第2小法廷は判決で「犯行を主体的、積極的に関与し、強盗を遂行するために殺害行為に及んだ」と指弾し、「何ら落ち度のない2名の命が奪われ、1名の命が危険にさらされた結果は誠に重大だ」と述べた。
判決によると、堀被告は10年に男2人と共謀して馬氷さん宅に侵入し、馬氷さん夫婦を殺害して約6万円を奪ったほか、18年には名古屋市で女性の首を絞め約2万5千円を奪った。
(産経新聞の記事から引用)


事件の概要、警察の捜査の進捗、堀慶末の生い立ちなどはWikipediaに膨大な情報が載っていますので、そちらを参照願います
堀慶末は2件の強盗殺人事件と1件の強盗未遂事件を起こし、3人を殺害したわけです
凶悪な犯行の一方、手にした金はわずかであり、行き当たりばったりの杜撰さが目につきます
本来ならば「闇サイト殺人事件」で堀慶末も死刑判決を受けるべきであり、一審での死刑判決をひっくり返した名古屋高等裁判所の判断は大いに疑問です
死刑にしていたら碧南強盗殺人事件は未解決のままだったろう、との見方もあるわけですが
「被害者が1人の場合は死刑にしない」という、過去の判例に縛られた裁判官たちの、コチコチの頭をどうにかしないとダメでしょう


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