韓国メディア 「韓国叩き」の論拠に白井聡の「永続敗戦論」を引用

安倍政権批判を展開する京都精華大の白井聡は、韓国メディアにとって都合の良い学者なのでしょう
しばしば白井の著作や発言を引用し、日本の進歩的知識人が安倍を批判しているとの記事を掲載します
先の参議院選挙でも白井は野党共闘によって安倍自民党を叩くべきだ、との主張していましたが、現実はその通りにはなっていません
韓国メディアがいかに白井の過去の著作や発言を切り取り、利用しようとも、それが日本の世論とはかけ離れたものでしかないのであり、何の説得力も持ちません
本を読まないことで有名な韓国人たちですから、当然、白井聡の「永続敗戦論」も読んでいないのでしょう
韓国日報に掲載された記事から、以下引用します
元記事が韓国語なので、いつものようにインターネットの掲示板「5ちゃんねる」に貼られた蚯蚓記者の翻訳を使わせてもらいます


無分別な経済報復措置で「韓国たたき」に出た日本安倍晋三政権の暴走を早くから予想した本がある。2013年、日本知識社会を揺るがした「永続敗戦論」だ。第二次世界大戦で無惨に敗北した日本が今も敗戦を認めないのは、戦勝国米国に安保と経済を委託して無限従属することを選んだからだった。屈服の代価として得たのは繁栄と安定、アジアでの盟主資格だった。
しかし、バブル経済崩壊と2011年東日本大地震後に奇妙な戦後体制は崩れ、大日本帝国への回帰を夢見る右翼が急速に増えた。アベ政権が誕生した背景だ。ここから大きな矛盾が発生する。大日本帝国時代を肯定するには、米国を克服しなければならないが日本の既得権を掌握した保守勢力は米国を離れる自信もなく、そのような境遇にもない。その結果、対米関係で挫折したナショナリズムのストレスをアジアに向かって噴出させることに没頭している、というのがこの本の骨子だ。
過去の蛮行を認めるどころか「私たちは絶対、負けなかった」ともがく日本右翼の内心を正確に分析して予測したこの本の著者は白井聡(42)京都精華大人文学部教授だ。右傾化する日本社会の素顔を辛らつに批判し、アベ政権の狙撃手として浮上した彼とEメール インタビューで会った。
彼はアベ政権が韓国に敵対政策を吐き出す理由として「アジアの一等国から押し出されたという不安感と挫折感で集団的ヒステリーを起こしている」と診断した。
特に日本の対米従属構造を支える一つの軸である韓半島冷戦体制がゆらぐことを極度に敬遠しているという分析だ。問題はこのような嫌韓感情が一部の右翼だけでなく、平凡な日本市民の間にも広く広まっていることだと彼は憂慮した。保守勢力が自分たちの既得権を維持するためにメディアを通じて嫌韓感情をそそのかしているという指摘だ。
ーアベ政権がより強力に「韓国たたき」に出た背景は何か.
「短期的目的は支持率だ。日本社会には嫌韓感情が少なからず存在する。明治維新後、日本の人々には1945年敗戦以後にも絶対こわれない命題が一つある。『アジアの一等国(先進国)は日本だけでなければならない』ということだ。この感情に照らせば、韓国は永遠に日本の弟として残らなければならない、というのが土台に敷かれている。しかし、現実に日本はこれ以上アジアの一等国ではない。中国と韓国の経済成長は日本をすでに越えたり、脅かしている。そうするうちに集団的ヒステリー状態を見せているのだ。世界2位の経済大国に浮上した中国に対しては強硬一辺倒で対立しにくいと判断してストレスの排出口を韓国に定めたのだ。」
(中略)
ー韓日両国市民に言いたいことがあれば。
「未来を変えるのは両国市民にかかっている。韓国に対する日本市民の意識は非常に貧弱だ。メディアが『親日か反日か』のフレームだけで接近したからだが、相手国の歴史観に対する想像力を発揮することが必要だ。韓国市民は非常に理性的だ。それでもナショナリズムに閉じ込められる憂慮は今なお残る。だからいつも自己点検が必要だ。対立と葛藤の歴史を破るためには両国が共有できる未来のビジョンを探して協力していくことが大変重要だ。韓国と日本の国民でなく、世界市民として普遍的価値を追求するところから共感を求めて行かなければならない。」
ソース:韓国日報(韓国語)<“アジア一等国脅威を受ける日本、集団的ヒステリー韓国に噴出”>


記事にある「アジアの一等国から押し出されたという不安感と挫折感で集団的ヒステリーを起こしている」との指摘には、思わず飲みかけのコーヒーを噴き出しそうになりました
アジアの一等国から押し出された…と悲憤慷慨した日本人がいったいどれだけいたのやら。押し出した側は台頭著しい中国なのでしょうが、日本人多くは中国を一等国だとは思っていないはずです。確かに経済力や軍事力はアメリカに次ぐポジションを確保しているとしても、共産党独裁の異常な国を一等国と認める日本人は少数派でしょう
また、韓国が経済力で日本に迫り、脅かしていると認識する日本人も多くはないと感じます
韓国メディアは執拗なまでに、「韓国の追い上げに日本は驚愕し、うろたえ、嫉妬している」と書きます。が、所詮は彼らの願望であり、そうだったらいいな、を声に出しただけです
多くの日本人は韓国を二流国家と見ており、対等の位置にあるとは認めないわけで(ノーベル賞受賞者24人の日本と、金大中の平和賞のみの韓国が対等であるとは誰も思いません。ノーベル賞を例えに挙げたのは韓国への皮肉です)、そこには歴然とした差があります
記事ではしきりに「集団ヒステリー」と書くのですが、集団ヒステリーを起こしているのは珍妙な不買運動に走っている韓国の方です
日本人が国会前で「韓国へ経済制裁を科せ」とデモ行進したり、ローソク片手に踊ったりしてなどいないのですから。スーパーの店頭で韓国産キムチをぶちまけたり、韓国ドラマのDVDを燃やしたりはしていません
にもかかわらず、白井聡の眼には「日本人が集団ヒステリーを起こしている」と映っているようです。大丈夫なのでしょうか(いろいろな意味で)
連日のように、韓国での反日デモや不買運動の常軌を逸したパフォーマンスが紹介されており、ああした連中と「世界市民として普遍的価値を希求する」など不可能、とつくづく実感します

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