光市母子殺害犯 再審申し立てるも棄却

今は養子縁組して大月孝行と名前を変えた、1999年の光市母子殺害事件で死刑判決を受けた旧姓福田孝之死刑囚の再審申し立てを、広島高等裁判所が棄却したと報じられています
2012年に死刑が確定していますので、そろそろ自分が執行されるのではないか、との焦りもあるのでしょう
最近の安倍内閣の仕事ぶりには幾つも不満があるところですが、せめてこの大月孝行の死刑執行だけは年内にでも実現して欲しいものです


1999年の山口県光市母子殺害事件で、殺人や強姦致死罪などに問われ、死刑が確定した大月孝行死刑囚(38)の再審請求を広島高裁(三木昌之裁判長)が退ける決定をしていたことが7日、分かった。弁護団は最高裁に特別抗告する方針。
大月死刑囚は2012年に死刑が確定。弁護団は同年「殺意や強姦する意図はなく、死刑判決は不当だ」などとして再審請求したが、広島高裁が15年10月に棄却。弁護団が異議を申し立てたが、同高裁は今月6日付で棄却する決定をした。
決定理由で三木裁判長は、弁護団が新証拠として提出した大月死刑囚の精神鑑定結果や、供述に基づき殺害状況を再現した報告書について「一部は新規性を欠き、その他は証拠価値が低い」と指摘。脳機能に障害があり、事件当時は心神喪失の状態で責任能力が低下していたとする主張も退けた。
大月死刑囚は犯行当時18歳1カ月。一審・山口地裁、二審・広島高裁で無期懲役とされたが、最高裁は06年に「年齢は死刑回避の決定的事情とまではいえない」として破棄した。差し戻し審判決で広島高裁は08年に死刑を言い渡し、12年に最高裁も上告を棄却し確定した。
(共同通信の記事から引用)


この事件での大月死刑囚の非道な犯行については繰り返しません。生後11か月の乳児を嬲り殺しにするという鬼畜の所業です
さらに酷かったのは大月死刑囚の弁護団として結集した「人権派弁護士」の醜悪な所業です
死刑廃止運動の先鋒である安田好弘以下、20名を超える弁護士が弁護団を結成し、大月被告を死刑にするべきではないとキャンペーンを展開するとともに、被害者遺族である本村さんに罵詈雑言を浴びせたのです
弁護団の開催したシンポジウムの模様を、2008年4月3日発売の週刊新潮は以下のように伝えています


(前略)
当日は弁護士17名が出席し、集まった一般の参加者はおよそ150人。
「あまりにもひどい集会でした。あの弁護士たちの態度は不謹慎、非常識にもほどがあります。とても憤りを感じたし、私は絶対に許せないと思いました」と、みずからも犯罪被害者であり当集会に参加していた人物がこう憤慨する。
「何の落ち度もない母親と乳児まで惨殺されている事件ですよ。そんな集会で被告の弁護士たちが笑い声が出るなんて信じられますか。それも一度や二度ではない。しかも冗談まで言ってました。いったいどういう神経をしてるんでしょうか、あの弁護士たちは。」
実際、4時間以上にも及んだその集会の模様を録音したテープで確認すると、随所で大きな笑い声が聞こえているのだ。
たとえばこんな具合。
まず冒頭、司会者とメンバーの挨拶に続いて、安田弁護士が発言。事件の経過について説明する途中、福田(犯人)が本村さんの上がりこんだ場面で
「ちょうどそこにお子さんがいたわけです。11歳の女のお子さんです。あ、11ヶ月ですね。11ヶ月の女のお子さんですね」
と年齢を間違ったとたん、他の弁護士たちがどっと笑い出したのだ。わずか11ヶ月で命を奪われた夕夏ちゃんの年齢を間違えたことが、そんなにおかしいのか。
またその数人後に発言した新谷桂弁護士が、弥生さんの殺害状況を説明していたときである。弥生さんの手を絞める福田の手の向きを新谷弁護士はみずから身振り手振りで示しつつ、
「水平なんですね。ほぼ。私はちょっと違いますね。ハハハハ。図面の方がいいですね。ハハハハハ」
と自ら笑い声をあげ、周りの弁護士も実に楽しそうに笑うのだ。現実に弥生さんを殺害したまさにその動作そのものであるのに、何をどう考えれば笑い声が出てくるのだろう。
続けて発言したのは、松井武弁護士だ。壇上では先刻から殺害の模様を弁護団が再現実験した映像が大画面で映し出されている。
「あの被験者は私です。ハハハ、鑑定人のところにいって首を絞められたのも私です。イヤハハハハ」
首を絞められたのがそんなに楽しかったのか。ここで笑いを誘う必要などまったくなかったではないか。
「笑っていたのは弁護士だけです。会場の一般参加者の間からは、誰一人として笑い声はでませんでした。笑うわけがないし、笑えるはずがないじゃないですか」(参加者)
(中略)
また、山崎吉男弁護士は、そもそも強姦などではないと、ここでも改めて荒唐無稽な主張を開陳。
「今まで強姦をしたことももちろんない」「そういう子が、なんかムラムラときた。セックスしたいなと、さらに強姦までしてやろう。どういう強姦をしようか、どういう計画でやろうと、まあ頭のいい子ならそのくらいは2分で(決意)できるかもしれない。(中略)けど、普通はそういうことはありえない。」
「(福田は)むしろ弱く見える。ひ弱な子」「被害者の方も当然、「簡単にヤラせてくれない」「強姦、襲ってやろうという現場状況ではまったくない」
こうした弁護士の「鬼畜発言」の間、壇上の大画面では公判で証拠として認定された現場検証の写真が延々と映し出されていたのだ。
「まさに弥生さんが屍姦されている様を。警察官が福田を横に立たせ、人形を使って再現している写真です。人形は仰向けにされ、膝を立てられた両足は開かれている。そんな辱めを受けている惨たらしい写真をなぜこういう一般参加者向けの集会で大写しにする必要があるんですか。これこそ鬼畜の所業です」
そして極めつけは、河井匡秀弁護士のこの発言
「ただ二人の方がなくなっているというだけで、死刑を適用してよいというわけではない」
(以下、略)


弁護団の礼を失した発言は他にもまだまだあるのですが、ここまでにしておきます
被害者とその遺族を貶めるのが弁護活動であるとは思えません。それは被告人の利益にもならないのは結果が示しています
大月孝行に死刑が言い渡された原因の半分は弁護団にあるのでしょう。世間を挑発し、敵に回したのですから
この事件は未成年者であろうと死刑に問える(ただし、被害者が複数の場合)との判例を残した事件です。が、死刑は執行してこそ完遂される刑罰です。このまま大月死刑囚を5年も10年も拘置し続けるのは間違いであり、1日でも早く執行する必要があります
最後に差し戻し審で死刑判決を受けた大月孝行が控訴した際に、広島高等裁判所が死刑を支持した判決文を紹介します。刑事裁判の判決文を読んだ経験のない方は、是非とも目を通してください。全77ページにも及ぶ量ですが、大月孝行とその弁護人たちの荒唐無稽な主張をばっさりと退け、裁判官の息遣いまでが聞こえてきそうな名判決文です


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