日本製品ボイコット運動で勝利に酔う韓国

日韓対立が先鋭化した1年でした。いちいち経緯を振り返るのは止めておきます
そしていまだに韓国政府や韓国のメディアは、「日本製品ボイコット運動で日本に勝利した」と繰り返し表明し続けています
身の回りを振り返って、韓国からの輸入品が減少して困ったという経験は1度もありません
しかし、韓国のビール市場で日本製ビールの売り上げが9割減少した事実と、訪日韓国人観光客が減少した事実をもってして、韓国の完全勝利だ、というのが彼ら彼女らの言い分です
元々、韓国への日本製ビールの輸出は年額80億円程度であり、話にならない規模です。ラグビーのワールドカップによる国内ビール市場の拡大を考慮すれば、韓国のボイコット運動など痛くもかゆくありません
そして訪日外国人旅行客全体の増加という結果を見れば、韓国からの旅行客現象も無視できる数字でしょう


今年の韓国は、これまで言われていた「(韓国の)日本の不買運動が一度も成功したことがない」という言葉が、完全に間違っていたことを証明した。
日本旅行への足がばったりと途絶えた。ユニクロなどの代表的な日本企業は、売り上げに直撃弾を受けた。数年間、我が国の輸入ビール市場で浮動の1位だった日本産のビールは、去る10月に韓国輸出実績が『ジェロ(0)』を記録した。先月は696万円(約7380万ウォン)集計され、前月よりも小幅な増加はあったが、やはり前年同月と比べて90%以上の減少率を記録するなど、依然として力を発揮できずにいる。
記者は自分の意志が半分、他人の意志でが半分で日本製品をしばらく使わなかった。あふれ出る愛国心に従ったというよりも、周囲の視線に気を使わざるを得なかった。ユニクロの店舗に立ち入ること自体が負担だった。記者も店の中で入っては、人々を注意深く見ていた。 『日本不買運動が成功している』というデータが出る度に、『してやったり』という痛快な気分を味わったことも、意識的に日本製品を避けることに影響を及ぼした。
予想以上に長くなった日本不買運動によって喜んでいた頃、心苦しくなる出会いがあった。日本産の製品を販売する会社に勤める友人に会った時だった。会社の事情が非常に悪く、大変だいうその友人の顔が特に暗く見えた。
日本不買運動で被害を受けるのが単純に日本人、日本企業だけに限らないという当然の事実を知らなかったわけではない。しかし、自分に近い人がその対象だった時に感じる感情は、予想以上に複雑だった。
記者も実は、心の中では日本に報復するための『大義』のためなら全身全霊を尽くし、少しの損害は受けるべきという思いがあったのも事実である。ところが『その対象が自分だった場合、果たしてこの思いは同じだっただろうか』という質問には、快く『YES』と答えることは躊躇われる。
日本不買運動が間違っていると言いたいのではない。実はむしろ痛快な気持ちの方が大きい。ただ年を越すこの時点で、我々の『痛快』の中で静かに苦痛に耐えている人々を記憶して、慰めてあげたいだけだ。そして来年には是非『貿易戦争』の渦から脱し、我々も敢えて身を削らないようにという願いを慎重に伝えてみる。
(韓国イートゥデーの記事から引用)


記事を書いているのは経済部に所属する女性記者です。しかし、どうしてこんなに狭い視野でジャーナリストをやっている気分になれるのか、不思議でなりません。日本に足を運び、韓国の日本製品ボイコットがどれだけ日本経済に影響を及ぼしているか、取材する気もないのでしょう
そして記事では、大義を奉じて日本と闘い勝利した痛快感に酔っているのが伝わってきます
日本製品販売の会社に勤務する知人の苦境に触れてはいますが、それでも記者の「正しい闘いで勝利を納めた」快感は変わらないわけで
この記事が韓国国民の心情を如実に表しているとまでは断言しませんが、多くの国民が勝利に酔いしれていると推測されます
12月も終わりなので、2019年の貿易統計が近く公表されます。輸出にどっぷりと依存する韓国経済が、どれだけ深刻な打撃を被ったか明らかになります
それでも彼ら、彼女らの「日本に勝った」との思いが勝り、現実を理解しないのでしょう
もちろん、年が改まったとしても何も変わらないのであり、韓国経済は輸出不振の影響から抜け出せたりはしません。経済活動は委縮し、投資は停滞し、雇用は伸び悩み、税収は落ち込み、財政はますます悪化します。「それでも日本に勝った」と喜んでいられるのかどうか?
以下、韓国の11月までの貿易収支の実情です


韓国政府が1日発表した11月の輸出は前年同月比14.3%減と、市場予想以上の落ち込みを記録、12カ月連続のマイナスとなった。半導体の国際価格下落や、最大の輸出相手国である中国向けが引き続き減少した。およそ4年間で2番目の大幅な落ち込みとなった。
ロイターがまとめた市場予想の中央値は10.2%減だった。輸出のマイナス幅は最も悲観的な予想の11.1%減よりも大きかった。
1─11月の輸出は前年同期比10.7%減少。通年では、世界的な金融危機の最中だった2009年(13.9%減)以来最悪のパフォーマンスとなる見通しだ。
(ロイターの記事から引用)

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