神戸児童相談所 小6女児を深夜に追い返す

神戸市立東須磨小学校における教員間のいじめ問題はまだ決着していません
そんな状態で神戸市の児童相談所(こども家庭センター)が、深夜に家から閉め出され頼ってきた女子児童を「警察へ相談しろ」とインターフォン越しに追い返したと報じられ、批判を浴びています
神戸市の児童相談所は2005年から正規職員の当直業務を廃止し、夜間・休日の対応をNPO法人「社会還元センターグループわ」に委託しているそうです。このNPO法人は神戸市の主催するシルバーカレッジで一定のコースを習得した卒業生らで結成されているのだとか
しかし、この杜撰な対応を見ればとても行政の一端を任せられないほどであり、レベルが低すぎるのは明らかでしょう。業務委託を継続するのは不適切です
神戸市職員の労働組合が、夜間の当直勤務は負担が重いので民間に代替させるべし、と主張した経緯があるのかもしれませんが、緊急時の対応や児童保護を無視しているのではないでしょうか?


神戸市の「こども家庭センター」(児童相談所)で、今月10日午前3時ごろに、インターホンごしに「家を追い出された」と助けを求めにきた小学6年の女児に対し、夜間の窓口業務を委託されているNPO法人の職員が「警察に行くように」と告げ、追い返していたことが18日、市関係者らへの取材で明らかになった。この対応が、「来訪者があれば、速やかに市職員に報告する」というマニュアルに違反してることから、同市は「子供が助けを求めたのに対応が不適切だった。NPO法人に指導している」としている。
女児はその後、近くの交番で保護され、兵庫県警からの連絡でセンターが一時保護した。男性職員は市の調査に対し「緊急性を感じなかった」と釈明しているという。
18日、このニュースがさまざまなメディアで報じられると、センターの対応がネットでも大きな話題となり、「児童相談所」「小6女児」「窓口職員」という関連ワードがツイッターでトレンド入りする事態に。SNSにさまざまな意見が届いた。
やはり目立ったのは、センターに対する厳しい声だ。ツイッターには「午前3時に子供が来て、緊急性が無いと思う方がどうかしてるだろ」「なんの為にあるの?児童相談所って…」「児童相談所じゃなくても保護やろ」などの書き込みが並ぶ。
一方、女児が無事保護されたことに安堵するネットユーザーも多く、「最低の対応だけど、とにかく、まずはこの子が無事で良かった」「小6の女の子が無事に警察まで辿り着き保護されて良かった」「無事保護されてなによりだが。警察も唖然としたやろな」といったツイートも見られた。
(産経新聞の記事から引用)


当ブログではしばしば児童相談所や児童養護施設の職員の質の低さ、を問題として取り上げてきました
不祥事が起こるたび、「検討する」などとお茶を濁すような対応を口にするだけで、職員の質の低さは一向に改善されません。さらに責任感の欠片もないようなNPO法人に夜間の当直業務を丸投げして、この始末です
国会で「桜を観る会」について、ああでもない、こうでもないと空疎な質疑をしていないで、国民生活に直結するこうした問題を真剣に議論してもらいたいものです。神戸市議会ではこれを取り上げるのでしょうか?
追記:神戸市こども家庭局は市議会文教こども委員会で経緯を説明し、夜間や休日の窓口業務を任せているNPO法人の職員が虐待相談などに関する専門知識を持つかどうか確認していないと明らかにしています。NPO法人「社会還元センターグループわ」はメンバー32人が交代で当直業務を請け負い、研修は最初だけ行い、児童福祉司などの資格の有無や相談の経験、専門知識に関して条件を設けていないのだとか。つまり全くの素人集団に委託していたわけです
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米ボーイスカウト連盟破産 性的虐待隠蔽で

アメリカのボーイスカウト連盟は1910年に設立され、これまでに延べ1億1千万人が活動に参加してきました。アメリカ社会の一部とも言える組織です
しかし、長年に渡ってボーイスカウト活動のリーダー、指導者が未成年男子に性的虐待を繰り返してきたという負の歴史が暴露され、なおかつ組織的にその事実を隠蔽し、性犯罪者を擁護してきたとして批判を浴びる事態に陥っています
ボーイスカウト活動の指導者たちは同性愛を批判し、嫌悪し、同性愛傾向のある少年がボーイスカウト活動に参加するのを拒絶してきたというのは表向きで、現実には少年を性的欲望のはけ口として利用してきたのです
それはごく少数の不埒な者による犯罪ではなく、判明しているだけで7800人ものリーダーが関り、被害者は1万2千人以上にのぼり、自殺者も出ていると報じられています


ボーイスカウトアメリカ連盟(BSA)で過去72年間に指導的立場にあったメンバーのうち、のべ7800人以上が子どもたちへの性的虐待に関わっていた可能性があることがわかった。新たな法廷証言から明らかになったもので、これまで公表されていた人数より2800人前後増えた計算になる。
23日に弁護士が公開した今年1月の法廷証言によれば、BSAは1944年から2016年にかけて1万2000人を超える子どもたちが性的虐待の被害に遭ったと認識しているとみられる。
この法廷証言はバージニア大学のジャネット・ウォーレン教授によるもの。教授は、不適格なボランティアのデータベースの調査と、データベースのより効率的な運用のためBSAに雇われた経験を持つ。
被害者らの代理人を務めるこの弁護士は、上記の数字について、BSAが過去に除名処分としたボランティアなどのリストから割り出したと説明。除名の理由は連盟の方針への違反で、性的虐待の申し立てを受けることを含む。
リストを分析したところ、全国のボーイスカウトのリーダーら7800人について、「監督下にある子どもたち」に対する性的虐待への言及が見られるという。
BSAは24日に声明を出し、ボーイスカウトの活動中に性的虐待の被害を受けた人々へ謝罪した。また上記のリストに加えられた人物はいかなる活動プログラムからも完全に排除され、どの地域であれ再加入することは認められていないと強調した。
性的虐待が疑われるすべての事例は法執行機関に通報しているとしたが、これらのうち何件が起訴されたのかは明らかではない。
ボーイスカウト内での性的虐待疑惑については、2012年に米紙ロサンゼルス・タイムズが1947年から2005年にかけてBSAを除名処分となった約5000人のリストを公開。裁判所に証拠として提出された文書をもとに、性的虐待の疑いで除名されたと報じていた。
(CNNの記事から引用)


ボーイスカウト連盟は被害者に名乗り出るよう呼びかけ、無償で無期限のカウンセリングプログラムを提供すると約束しています
しかし、そこは訴訟社会のアメリカですから、被害者やその家族がボーイスカウト連盟相手に損害賠償を求める訴訟を相次いで提起し、ボーイスカウト連盟は破産を申請するに至りました
そもそも被害者に名乗り出ろと呼び掛けたところで、そう簡単に名乗り出れるものではありません。他方で、加害者は地域のボーイスカウト活動のリーダーであるにとどまらず、教師や警官といった公的立場に就いている者も多いのであり、被害者より強い立場にあります。その地域の有力者を性犯罪者として告発するには相当の勇気が必要です
中には市長を務めた人物も、ボーイスカウトの少年に性的虐待を加えたとして告発されたケースもあり、アメリカ社会を大きく揺るがせています
ボーイスカウト連盟は破産によって消滅するわけではなく、債務を確定し、経営を再建、寄付を募って被害補償に充てる計画です
しかし、1万人を超える被害者への補償は天文学的数字になると思われますので、前途多難でしょう
ボーイスカウトのリーダーや連盟職員による性的虐待は過去にも問題になり、個別の訴訟に至ったケースもあります。しかし、ボーイスカウト連盟は性犯罪者をそのままリーダーとして止め、被害防止のための対策を取らなかった、とアメリカのメディアは報じています
組織として自浄能力を欠いていたわけです


2010年、陪審はボーイスカウトアメリカ連盟に対し、元隊長から性的虐待を受けた男性に1850万ドルを支払うよう命じた。ちなみにこの元隊長は17人の少年を犯したとボーイスカウトの職員に告白したが、その後も組織に残って任務を続けていたという。また2012年には、オレゴン州最高裁判所の裁判所命令で1万4500ページを超える書類が一般公開された。書類には新聞の切り抜きや被害者の手書きの陳述書が含まれていた。表向きは、小児性愛者と思われる人物が組織のリーダー格ポジションに就くのを防ぐために作成されたが、地元支部の職員の圧力で、小児性愛者と疑わしい人物がその後もスカウトを続けていた事実も残されている。
(Rolling Stone Japanの記事から引用)

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