コロナ対策コメント 玉川徹を批判する朝日新聞

連日、コロナウィルス感染に関するニュースが飛び交っています。最近ではコロナウィルス感染対策よりも、給付金30万円だの10万円だのという、経済対策のニュースが量をましている感もあります
報道番組とか情報番組という冠を被っているものの、いわゆるワイドショーに民放各局は力を入れており、好感度の高いタレントをコメンテーターに据えたり、人気の司会者を看板に据えたりして、視聴率を競っています
その1つ、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」に出演しているテレビ朝日記者玉川徹について、朝日新聞の記者が意見を述べています
長文の記事ではあるものの、途中で切ると話が通じなくなる可能性もあり、長目に引用させてもらいます


コロナ報道におけるテレビ朝日・玉川徹コメンテーターへの疑問 生命に関わる問題があぶり出したよろずコメンテーターの限界
在宅勤務の日に朝の情報番組を視聴する機会が多くなり、新型コロナウイルス報道により接するようになった。そこで、午前8~9時台で最も視聴率が高いといわれるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の玉川徹コメンテーターの発言ぶりに違和感をもった。その要因をたどると、出演者個人の問題ではなく、多くの人々の生命に関わる感染症について専門外のコメンテーターが論じること自体の限界があぶり出されたのだと思い至った。
今回の論考は視聴者の立場から感じたことを綴った。玉川氏が他番組のコメンテーターよりも問題があると判断したわけではなく、代表的な情報番組の出演者という立場から取り上げたことを断っておきたい。
論理の一貫性の欠如を露呈させたコメント
4月7日に7都府県に緊急事態宣言が出された直後、番組に出演した政治ジャーナリスト田崎史郎氏が外出自粛を要請し2週間後の感染者数増加を抑える方針について「2週間の様子を見てから」という政府の考えを説明した。これに対し、玉川氏は「旧日本軍がやって大失敗した戦力の逐次投入をやろうとしている。投入できるものは一気に投入する。閉めてくださいという要請には一気にお願いする。基本は『家にいる』です」という趣旨の発言をした。番組の演出なのか、田崎氏対玉川氏という二項対立で激論が続けられていった。
ところが、数日前、玉川氏は違う理屈を展開していた。コロナ問題で減収に見舞われた人たちの救済策として、玉川氏は「スピードを優先させまず現金を配る。足りなければまた配ればいい。それを繰り返せばいい」といった主張をした。現金給付については、逐次投入の姿勢を示していた。論理の一貫性の欠如を露呈させていた。発言の信頼性に関わるような変わり身だった。これでは安倍政権を批判するためならどんな理屈をつけても構わない、と受け止められても仕方がない。しかも、無意識なのか、場数を踏んできたたまものなのか、玉川氏は顔色を変えることもなく、強い調子で持論を展開し続ける。
玉川氏は「この件については以前取材したことがあるのですが」としばしば言う。説得力のありかをにおわせる振る舞いといえる。ただ、コロナ問題についてこの言葉は視聴した限りでは聞いたことがないから、感染症については取材した経験がないのだろう。そのためか、新型コロナの検査のあり方や外出自粛などの対処については、連日出演している岡田晴恵・白鷗大教授(感染症学)の主張と同じ立場についているように映る。
3月5日にコロナ問題の特別措置法改正に政府がこだわる理由の識者のコメントを伝えた「モーニングショー」に対し、内閣官房が公式ツイッターで異例の反論をした。このあと、玉川氏は番組で「圧力がかかったことがわかれば生放送で言いますよ」と発言した。その野党精神はすばらしい。勤務先のテレビ朝日などに対する忖度をせず思ったことを率直に語る歯切れの良さは群を抜いている。
毎回登場するスタッフの充実した取材で情報量あふれるパネルを中心にした番組進行、玉川氏らの行き過ぎた発言をときにセーブしながら機転の利いた司会をする羽鳥慎一氏の存在が、番組の成功を導いてきた。数年前まで特集の企画力で光っていたフジテレビ「とくダネ!」が鋭さを失うなかで、「モーニングショー」が視聴者の支持を集めたのは理由があるといえる。
(以下、略)


記者として30年取材をしてきた自負が玉川徹にはあるのでしょう。しかし、自負心だけで何もかも解説できるはずはないのであり、コロナ禍についてどれだけ情報を仕入れられるか、で発言内容が妥当かどうか判断されます
同番組で玉川徹は執拗に「PCR検査を希望する人は全員受けられるようにすべきだ」などの主張を繰り返していました。東京だけで200万人から300万人がPCR検査を受けるため、行列を作る可能性があります。当然、その人数に対応する検査能力はないのですから、対応する部署には大きな負担になります。検体採取のために大勢の医師を貼り付け、検体を調べるため臨床検査技師を大量動員したら、他の医療現場が手薄になってしまいます
行列する人の大半は、「感染しているかどうか心配なので検査を受けたい」という人であり、安心したいがために検査を希望する人でしょう。その結果、本当に感染して発熱や咳の症状が出ている人たちが後回しにされる危険が生じるのです。さらに検査を受けた時点では陰性でも、翌日には感染するかもしれず、「安心したいがための検査」は無意味です。なので、「1週間前に検査を受けて自分は陰性だったので大丈夫」などとは言えません
さらに、3月から4月半ばにかけて、PCR検査の精度に問題があり、感染していても陰性の結果が出る確率が相当あって、PCR検査だけでなくCTスキャンなど併用して検査しないと、感染しているかどうかの判定はできない状態にありました(ここ最近はPCR検査の精度が向上したので信頼性は高くなったことを申し添えておきます)
なので、韓国のように信頼性の低い検査キットを使って大量に検査をしても、擬陽性や偽陰性の結果が得られるだけで感染抑止の効果は乏しかったのです
そんな事実を無視し、「PCR検査をやれ」と吠えまくるのですから、玉川徹の頭の中身がどうなっているかと疑念が湧くのは当然です
ですが、それもこれも安倍政権を批判するためであり、安倍政権がPCR検査に消極的だからこそ、真逆の主張に固執したのでしょう
もちろん、玉川徹が方針転換する可能性は皆無で、今後も安倍政権批判のためなら主張をいくらでも変遷させるものと思われ、そのためならコロナウィルスで何人死亡しようと良心の呵責を覚えたりしないはずです。むしろ、コロナウィルスで多くの死亡者が出て、安倍政権批判が高まることこそ、彼の望むところでしょう
コメンテーターではなく、扇動者であり、手段を択ばないのではないでしょうか?
玉川徹以外のコメンテーター(タレント、芸人)についてはまた別の機会に取り上げます

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