日韓関係 日本の無知と怠慢を告発する在日韓国人作家

在日韓国人作家が、日韓関係における日本人の無知と怠慢を告発する記事を書いていますので取り上げます
内田樹とその仲間たちによる著書「街場の日韓論」の書評という形での、日本人批判です。現代の日本人が韓国ドラマとK-POP以外に関心を示さないとして、それを怠慢だと批判するのは大間違いでしょう。捏造した日韓併合の歴史をこれでもか、というほど学校で教え込む韓国とは違うのですから
いつものように元記事が韓国語なので、インターネットの掲示板「5ちゃんねる」に掲載された蚯蚓記者の翻訳から引用させてもらいます


日本の代表的思想家として知られる神戸女学院大学、内田樹(ウチダ タツル)教授と彼の友人十人が一緒に書いた<街場の日韓論>は現在の韓日関係に疑いを抱いた知識人の多様な視線でみた韓日論を集めたアンソロジーだ。韓・日関係はこのままで良いのだろうか?、史上最悪と言われる韓日関係、なぜこのような関係になったのだろうか。その原因は韓国にあるのだろうか、日本にあるのだろうか、果たして解決策は何か?
内田は自身が会った二人の「パク先生」がマルクス思想に関する自分の本を韓国で翻訳してくれたことを記して、冷酷な独裁政権時代に失ったものなどを「藁をつかむ心情で詰め込む」人々の苦労を話す。過去を否定せず、過去に失ったものを探そうと努力する彼らの姿に比べて、自身はとても無知だったと胸を痛める。
演劇<ソウル市民>で良く知られた演出家、平田オリザは日本の大学生の現住所について報告する。「なぜ韓国がこのように莫大な文化予算を編成するのか」という質問に日本の学生たちは次のように答える。「分断国家なので国家アイデンティティを明確にしなければならない韓国は内需市場が狭く、輸出を前提に文化コンテンツを製作するためだ、高度経済成長期を経て安定成長を試みているためだ」という返事に平田は正解と叫ぶ。
しかし、日本が36年間植民支配をしながら言葉と文化を奪ったからだ、と答える学生は40人中1人しかいないとし、日本の学生たちの歴史認識と知識の不足を指摘する。
(中略)
政治学者、白井聡は「昨年から韓国嫌悪が限度を越えた」として「韓国に対してならどんな話をしても良い、という雰囲気が充満している」「<韓国人に生まれなくてよかった>という本を書いた外交官が放送に出てきて喜びに満ちた姿で話すのはこの国が限りなく墜落したことを意味する」と書いた。日本メディアがムン・ジェイン政権を反日政権と呼ぶのはステレオ タイプに過ぎず、軍事独裁政権と現在の政権は全く異なる政権であることを日本は理解しようとせず、そういう日本を怠慢だと指摘した。
(ハンギョレ新聞の記事から引用)


いつから内田樹が日本を代表する思想家になったのか、と冒頭からツッコミを入れたくなります
「街場の日韓論」を自分は読んでいませんので著作そのものには触れず、在日作家キム・ミンジョンの書いた部分を対象に言及します
そもそも「街場の日韓論」というタイトルだけで、しょうもない居酒屋談義程度の内容を想像してしまいます。そうでないのなら、歓迎すべきことですが
さて、ツッコミどころだらけの上記の記事に触れていきましょう
「日本が36年間植民支配をしながら言葉と文化を奪った」というのが平田オリザの発言なのか、キム・ミンジョンの発言なのか文脈からだけでは判断がつきません。そもそも「言葉と文化を奪った」という認識自体どうか、と思ってしまいます
朝鮮語の使用を禁じたわけでもなく(当時、朝鮮の学校では日本語の授業はあったものの、他の教科の教科書はハングル表記です)、
朝鮮の文化そのものを禁じたというのは誤解では?
もちろん、朝鮮の伝統文化で人道に反するもの(実の娘を父親が姦淫し妊娠させる試し腹といった因習、幼女を売春婦として売買する因習は日本支配下では禁じています)
まずもって自分たち朝鮮人(韓国人)は日本の植民地支配の犠牲者である、という前提そのものが間違っているのであり、そこは話し合ったところで絶対に譲らないのでしょう
日本人が日韓併合時代に理解を振り向けようとしないのは、単純に関心がないからであり、それを怠慢と言われてもねえ…
関心を抱けと言われても、韓国の手による捏造の歴史をそのまま受け入れる必要はありません
政治学者の白井聡が何か寄稿しているようですが、「韓国人に生まれなくてよかった」というのは駐韓大使を務めた武藤正敏の経験に基づく本音でしょうから、それを他人がとやかく言うのは大間違いでしょう(それではまるで、韓国を一言一句たりとも批判してはならない、と強制するのも同然です。北朝鮮ではあるまいし。日本は思想の自由を憲法で保証しているのですから、他国にどのような印象を抱こうと、それを表明しようととやかく言われる筋合いはありません)
内田樹の上記の著作に関する説明が研究室のブログに掲載されていますので、紹介しておきます

「街場の日韓論」まえがき

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