富田林逃走 樋田被告懲役17年不服で控訴

富田林署から逃走し、捕まった樋田淳也被告に大阪地裁は懲役17年の判決を言い渡しています
法廷で判決を聞いた樋田被告は呆然としていた、と報じられています。もっと軽い刑を期待していたのでしょうか?
判決を受けた樋田被告はこれを不服として控訴したとの記事がありましたので、取り上げます


平成30年8月に大阪府警富田林署の接見室のアクリル板を壊して逃走し、加重逃走などの罪に問われた樋田淳也被告(32)が、懲役17年(求刑懲役18年)とした大阪地裁堺支部の判決を不服として控訴したことが10日、同支部への取材で分かった。9日付。
判決などによると、強制性交容疑などで逮捕、勾留された富田林署で30年8月12日夜、接見室で弁護士と面会後にアクリル板を金属製の枠から脱離させて逃走。その後、大阪府や香川県、愛媛県や山口県で自転車や食料品を盗むなどした。
樋田被告は加重逃走や強盗致傷の罪など計21件の事件で起訴され、同支部は20件を有罪とした。
(産経新聞の記事から引用)


樋田被告によれば、警察や検察の法令を無視した強引な捜査で濡れ衣を着せられた、というのが控訴の理由のようです
警察批判を展開する樋田被告の手記が週刊ポストに掲載されていましたので、それを紹介しておきます
出版社やジャーナリストが拘置所にいる被告と面会したり文通をし、手記を寄稿してもらうのは珍しくありません。時には対価を支払って手記を書かせ、雑誌の目玉記事にするケースもあります
犯罪者に金を渡して手記を書かせるのか、という批判はありますが、事件に関しては警察の発表だけではさまざまな疑問が解消されないケースも多いのであり、被告人(当然、判決が出るまでは無罪との推定を受けます)でないとわからない部分もあります
そして猟奇殺人など、世間の関心の高い事件の手記は読者が好む、という事情もあります
しかし、残念ながら樋田被告の手記には事件についての記述はほとんどないようで、何ら汲むべきものがありません
どこかのテレビ局がこの逃走事件をドラマ化しようと企画していたのかもしれませんが、よほど脚色しないと面白みにかけるのでは?


「自転車で1000キロ逃走」樋田淳也被告の獄中手記
(前略)
前述の通り、樋田被告は強盗致傷や強制わいせつ容疑で逮捕された男である。被害者はいまなお重い苦しみの中におり、樋田被告への処罰感情もあるだろう。
だが、樋田本人から事件への反省の弁はなく、〈自分はやっていない〉と容疑自体を否認する。手記では警察や検察の捜査手法についても異議を唱え続けていた。
〈法の決まりを遵守せず、法を蔑ろにして捜査や逮捕をしていることが許せません。強引な違法捜査の数々の結果、身に覚えのない罪で度重なる逮捕をされ、証拠があるとして起訴されていることに憤慨しております〉
そう綴りながらも、「捜査のどの点が違法か」の具体的な記述はなかった。
1年にわたる文通のなか、書籍の差し入れを頼まれたことが度々あった。その多くが、キャンプや自転車関連の雑誌だ。
(以下、略)
(Newsポストセブンの記事から引用)

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