福井中学生自殺 県と町に損害賠償請求

2017年3月、福井県池田町で男子中学生が自殺した事件の民事訴訟について報じる記事がありましたので、取り上げます
池田中学に通う生徒が担任と副担任が執拗なまでの叱責を繰り返し受け、校舎から身を投げて自殺したものです。学校を自殺の場所に選んだのは教師に対する抗議の意思であると推測されます
しかし、その後担任、副担任、校長は不起訴扱いとなり、市民団体がこれを不当であるとして検察審査会に申し立てる事態になっています
また、民事としても損害賠償を求める保護者と池田町での交渉が決裂し、今回の報道にあるように訴訟になっています
担任教師と副担任教師による過度の叱責が生徒を追い詰め、自殺させたと、第三者委員会の報告書も認めています。しかし、池田町はその責任を認めず、生徒の家庭に問題があったと主張しています


中2自殺、県側争う姿勢=福井地裁で第1回弁論
福井県池田町で2017年、町立池田中学校2年の男子生徒=当時(14)=が担任の叱責を受け自殺した問題で、生徒の母親が県と町に約5500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、福井地裁(武宮英子裁判長)で開かれた。県と町側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
母親は法廷で意見陳述し、「責任の所在を明確にしてほしい」と訴えた。
訴状によると、当時の担任や副担任が、男子生徒が宿題を出さなかったことで「生徒会を辞めろ」などと、他の生徒や職員の前で大声で怒鳴りつけるなどした。生徒は17年3月、校舎3階から飛び降りて自殺した。
原告側は、叱責は許容される範囲を逸脱しており、その後も生徒の精神的衝撃を和らげず安全配慮義務を怠ったと主張。県と町側は、指導に不適切な部分があったとしても、教育目的を逸脱しておらず、自殺も予見できなかったと反論した。
(時事通信の記事から引用)


記事では「教育目的を逸脱しておらず」と反論していますが、現に生徒は自殺しています。生徒を自殺に追い込む行為を教育とは呼びません
この事件は報道も少ないため、なにゆえ学校側(池田町)が家庭に原因があったと主張しているのか、さっぱりわかりません
どなたか、ご存知の方がいたら教えて下さい
訴訟になった以上、裁判官が和解を勧める場合を除けば白黒がつきます。福井県と池田町はとことん争うつもりなのでしょうか?
それもまた異常な選択です(類似した事案では多くの場合、和解を選択しているので)
学校の立場を必死に守ろうとしているのか、あるいは他の何か別なものを守りたいのか、理解不能です

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