ヒステリックブルーのナオキ 強制わいせつでまた逮捕

2004年、ヒステリックブルーのギタリストだった赤松直樹が強姦容疑で逮捕され、有罪判決を受けて服役する事件がありました
ヒステリックブルーはメンバー間の対立、方向性の違いなどで活動も停滞し、人気も下降状態でしたが、ファンにとって赤松直樹の逮捕は十分に衝撃だったのでしょう
赤松直樹は東京都内で、帰宅する若い女性を狙い、後をつけてマンションに押し入り強姦する手口で犯行を重ね、裁判では9人の被害が認定されています。初犯であるにも関わらず、判決は懲役12年の実刑判決であり、山形刑務所に服役しています
2016年に山形刑務所を出所し、それから4年で再犯に至ったわけです


埼玉県警朝霞署は23日、1990年代後半〜2000年代初頭に活躍した人気ロックバンド「ヒステリックブルー」(解散)の元ギタリスト、二階堂直樹容疑者(41)=甲府市=を強制わいせつ致傷容疑で逮捕した。
逮捕容疑は7月6日午前2時10分ごろ、埼玉県朝霞市の路上で、わいせつな行為をしようとして帰宅途中の20代女性を押し倒し、右肘に1週間の軽傷を負わせたとしている。女性が声を上げたため逃走した。
ヒステリックブルーは男女3人組で、「春〜spring〜」などが大ヒット。99年のNHK紅白歌合戦にも出場したが、04年に二階堂容疑者が性的暴行などの容疑で警視庁に逮捕された後に解散した。
二階堂容疑者は06年に懲役12年の実刑判決が確定。服役中の16年、刑務所内で性犯罪の再犯防止プログラムを受けているとの手記を雑誌で公表していた。
(毎日新聞の記事から引用)


山形刑務所を出た後は姓を赤松から二階堂に変えていたようですが、性犯罪者としての根幹は変えようがなかったのでしょうか?
被害者女性に怪我をさせていますので、今回も実刑判決が下される可能性大です
刑務所内の再犯防止プログラムですが、これを役に立たないと批判する方々にもどのような内容であるか、知っていただきたいと思います
基本的には行動療法の考えに立ち、行動の変容を求める教育プログラムであり、刑務所では性犯罪の再犯可能性の高い受刑者を選んで8カ月もの長期に渡って実施しています(別の、短期間の性犯罪再犯予防のプログラムもあるようです)
受刑者は10名以下の少人数で、これに2名の男女スタッフ(カウンセラー、臨床心理士)が加わります。週に2回のペースで合計64回のセッションが行われます(1回のセッションは100分が目安)
セッションでは参加者が犯罪自慢にならないよう、「真剣に話す」、「真剣に話を聞く」、「参加者のひみつを守る」という3つの約束を守るよう求められます
1人1人の参加メンバーの体験を語り、それに対して他の参加者が援助(助言)を与え、互いに再犯を防ぐための共助の場にしようという取り組みです
ただ、上記のようにグループでのセッションが中心で、個別のカウンセリングは実施しません。性依存について、個別に掘り下げ問題点を探るような取り組みを実現するかどうか、課題があります
個人的には精神分析療法の導入を勧めたいところですが、自身の性依存を問題視し、原因を探り当てようとする明確な意思があって精神分析療法は効果を発揮するのであり、仮釈放を得たいがために治療プログラムを受けて更生意欲をアピールしようと企む受刑者には効果が期待できません
なので、個別に働きかける精神療法の導入は難しい、というのが実際です

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