「ノーベル賞で騒ぐ韓国は幼稚」と批判する韓国人科学者

10月になると秋の風物詩としてノーベル賞の話題が登場します
とりわけ、科学分野でノーベル賞受賞者がいない(経済学賞も文学賞も受賞者がいません)韓国では、今年こそと韓国人科学者を有力候補であると宣伝する記事が書かれます
今年は化学賞の有力候補として、均一な大きさのナノ粒子の製造法を開発した韓国人科学者をプッシュしています
それとは別に、韓国社会のノーベル賞騒動を批判する記事をカナダのオタワ大学医学部の韓国人助教授が書いていますので、取り上げます
ノーベル賞がすっかりショービジネスになってしまい、大して重要ではない研究でも時流に乗ればノーベル賞を授与される、と批判する内容です
ただ、記事の文脈からはノーベル賞を取れない事実への恨みつらみが滲んでおり、やはり科学者として悔しさを胸に秘めていると伺わせる内容になっています
元記事が韓国語なので、いつものようにインターネットの掲示板「5ちゃんねる」に貼られた蚯蚓記者の翻訳を引用させてもらいます


10月にもならないうちにメディアではすでに国内科学者のノーベル賞有力の便りを知らせる。韓国のようにノーベル賞に熱狂する国も珍しい。執着に近いこのような反応を見ると、まだ私たちには科学に対する西欧コンプレックスが残っているようだ。
20世紀始め、西洋に蹂りんされた東アジアの知識人は、西欧体制の優越性が民主と科学のせいだと考えた。中国共産党の創立者、陳独秀はテ先生とクァ先生、すなわち民主と科学だけが新しい中国の代案だと叫び、解放空間の朝鮮知識人は科学朝鮮という新しい国家を追求した。韓国のノーベル賞執着には永く続いた西欧に対する東アジアのコンプレックスが溶けこんでいる。
ノーベル賞のニュースは芸能ニュースと性質が同じだ。科学に関心がないメディアが1年にぴったり一度、科学を芸能ニュースのように扱える機会だからだ。芸能ニュースはメディアを熱くするが、ほとんど短い間に消費されてしまう。ノーベル賞も同じだ。読者のうちに昨年のノーベル生理医学受賞者の名前を言うことができる人がいるだろうか。生物学者である私さえ彼らの名前を記憶できない。ノーベル賞は科学界の最も大きいショービジネス行事だ。
もちろんノーベル賞には権威がある。しかし、本当に深刻な問題はその偽の権威から始まる。ノーベル賞こそ科学の真の社会的価値と意味を毀損するショーに近いからだ。ノーベル賞を受けられる科学者は全科学者のうちで、運良く流行の科学に従事したごく一部だ。このように少数の運の良いエリートに与えられる賞に権威ができるには、ノーベル賞のおかげで科学がより一層健康に発展し、人類がさらに幸せになったという根拠が必要だ。まさにそれが死んだノーベルの遺言でもあった。
しかし、ノーベル賞を貰った科学者の大部分はノーベル賞がなくても研究した人々だ。その上、人類を幸せにするのはノーベル賞ではなくノーベル賞を貰った研究だけにすぎない。すなわち、ノーベル賞がなくてもノーベル賞を受けた研究の価値は毀損されない。ノーベル賞の権威は作為的だ。
(中略)
ノーベル賞は政治的に健康でも公正でもない。自身につけられた「死の商人」という烙印を消すために、せいぜいエリート科学者に与える賞などを急造したノーベルの幼稚な考えに、私たちが今も熱狂する理由はない。
韓国のように民主的体制を守ってコロナ19の防疫に成功した国はない。科学先進国・米国も、東アジアでノーベル賞を最も多く受賞した日本も、さらにノーベル賞を授賞するスウェーデンやノルウェーさえコロナ ウイルスに対応無策だった。ノーベル賞の数字とコロナ19の科学的防疫の間には何の相関関係もない。
韓国の防疫を科学的に成功させたチョン・ウンギョン庁長も、米国の独裁者トランプに対抗して米国の科学的防疫を守っているファウチ所長も、コロナ19ワクチンを開発している数多くの科学者の誰もノーベル賞を受けることができないだろう。ノーベル賞は私たちの人生を守る科学に与えられる賞ではないからだ。
それにもかかわらず、毎年10月になれば韓国はノーベル狂詩曲にはまってじたばたするだろう。この幼稚さをどうしたらよいか分からない。
ソース:ニューストマト(韓国語)(時論)ノーベル狂詩曲


日本のコロナウィルス対応を無策だと決めつけており、苦笑いするしかありません。日本の重症化患者、死者の数が少ない事実を見れば、コロナ対策は一定の成果があったと言えるのですが、韓国人科学者はその事実を認めたくないのでしょう
さらに日本にはアビガンなど、コロナウィルス治療に有効とされる複数の医薬品を開発しており、日本の科学力を再認識させられる契機にもなりました
韓国はいまだにコロナウィルスの治療薬やワクチン開発に試行錯誤している状態です(韓国メディアの報道によればワクチン開発に成功しつつある、という話ですが額面通りに受け止めるわけにはいきません)
韓国は自国の防疫体制を「K防疫」と名付け、コロナウィルスに勝利したと宣伝しているわけですが、それでも9月に入って感染者数が増加しており、自慢の「K防疫」も効果は限定的だったようです
さて、話を戻して韓国のノーベル賞騒動は、受賞者を輩出するまで毎年繰り返されるのでしょう
加えて、ライバル視している日本の受賞者数を追い越さない限り、彼ら彼女らのコンプレックスは解消されないのですから、今後も40年や50年は「ノーベル症」を拗らせるものと推測します
今年も日本人受賞者が出ることを期待して、終わりとします

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