座間9人殺害事件を考える 公判で集中を欠く被告

自殺願望のある女性をアパートに誘い込み、次々と強姦した上で殺害した白石隆浩被告の裁判が続いています
被害者の数も多く、なおかつ殺害について被害者側の承諾があったかどうかが争点になっているため、公判では被害者1人づつを取り上げて検察と弁護人が主張をぶつけ合う展開になっているため全部で24回も公判が開かれる予定になっています
そのためと言えるかどうかは分かりませんが、白石被告も集中力を欠いているのか、緊張も緩んでいるのか、言い間違いを繰り返す場面も見られるようです
犯行時は何らかの精神病によって心神耗弱ないし、心神喪失の状態にあったと主張し、減刑を狙っている白石被告ですが、内心では死刑判決は避けられないとの思いがあるのでしょう
公判の場での質疑への回答が、事前の警察の調書での供述と違っていると指摘されても、それを訂正するのも面倒という感じで応対しています
「いまさら、どっちでもいいわ」との心境なのかもしれません


神奈川県座間市のアパートで平成29年、男女9人が殺害された事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(30)の裁判員裁判の第12回公判が27日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれた。白石被告は5番目に被害に遭った埼玉県春日部市の無職女性=当時(26)=に関する被告人質問で、女性が「私が寝たら殺してください」と発言した可能性があるとする一方、犯行直前に殺害の承諾はなかったと主張した。
弁護側は29年11月の白石被告の供述調書を引用し、女性から「私が寝たら殺してください」と言われ、被告が「分かりました」と答えていたと指摘した。これに対し、被告はやりとりをした可能性があると認めた上で、アパートに向かう道中での会話だったと説明。ただ、犯行直前には殺害の承諾に関する話はしておらず、意識がある状態の女性を襲ったと強調した。
殺害を決意した理由については、女性が電話などでアパートを繰り返し出入りしていたことを挙げ、「放っておいたら帰りそうだなと思い、部屋に戻ったところでいきなり襲いかかった」と述べた。
また、SNS(会員制交流サイト)の2つのアカウントから女性に同時期にメッセージを送っていたことも取り上げられた。被告は「(一緒に自殺したいという)キャラクター設定が女性と相性が良くないと思った」とし、自殺幇助(ほうじょ)や承諾殺人を請け負うとする「首吊り士」のアカウントからも接触したと説明した。
被告は法廷での女性の呼び方を何度も言い間違えて検察官に注意されるなど、集中力を欠いた様子も見られた。検察官が遺族側から強く要望された質問として、「女性が(子供のいる)母親と分かったときにどう感じた」「母親だから、(無事に)帰してあげようという選択肢はなかったのか」と尋ねたが、被告は「別に何も感じなかった。(選択肢は)なかった」と淡々と答えた。
(産経新聞の記事から引用)


週刊女性が拘置されている白石被告に面会し、インタビューした内容を記事にしています。が、目新しい内容は書かれておらず、白石被告の投げやりな、諦観したような受け答えが見られるだけの記事です
連続強姦殺人をしてのけた異常者、という姿を如実に示しているわけではないものの、殺人に対する倫理感が非常に乏しいことが言葉の端々から伺えます
関心のある方は一読ください

《座間9人殺害事件》白石隆浩被告、いまも止まらぬ性欲と「殺人を犯した理由」を語る

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