ヒステリックブルーのナオキ 強制わいせつ未遂で起訴

ヒステリックブルーの元メンバーであるナオキ(養子縁組して現在は赤松直樹)が、夜道で女性の体を触り怪我をさせたとして逮捕された事件の続報です
今回も月刊誌「創」の篠田編集長による記事から引用します
これまでは面識のあるナオキの言い分に沿った、彼をかばう意図が見え隠れする記事でしたが、今回は距離をおいて客観性を意識した内容になっています
そもそも篠田編集長の伝えたナオキの言い分は、「自宅近くのラーメン店で一人で食事をし、酒を飲んでいた。そして酔った勢いで通りかかった女性の後をつけた。最初の女性には少し後をつけただけで何もしなかったが、2人目の女性に対しては背後から近づいて、叫ばれるのを防ぐために両手で口を押えた。そのうえで女性の胸などを触るという痴漢行為をしようとしたとたん、女性が動転して転倒してしまった。そして肘に擦り傷を作った。自分は女性の悲鳴に驚いて逃げたので、女性が転倒したことに気がつかなかった」というものです
なので、「ちょっと体を触っただけ」であり、大事になる類ではないと言いたかったのでしょう
しかし、夜道で背後から知らない男に口を塞がれ、体を触られるのが女性にとってどれだけ恐ろしい体験であるか、ナオキにはまったく理解できていないところが問題だ、と前回指摘しました
そのナオキが10月14日に起訴されています。つまり正式に公判を開いて処罰を決める必要がある、と検察が判斷したわけです


起訴された元ヒステリックブルー・ナオキの報道が途絶えてしまった気になる事情
(前略)
ナオキは元々マスコミへの不信感が強いから、取材依頼があったとしても断った可能性が高いのだが、そもそも被疑者に取材しようとした記者そのものがいなかったようだ。
そして冒頭に書いたように、どうして続報が途絶えたかというと、当初マスコミが考えていたレイプ未遂事件でなく、痴漢行為をしようとして未遂に終わった事件であることが明らかになり、ニュースバリューが下がってしまったからではないだろうか。
もちろん痴漢といえど犯罪であることは明らかだ。ただ通常は、痴漢の未遂行為を実名で報じ、朝日新聞のように自宅の場所まで記事に書き込むというのは考えられない。やはりナオキの前科を考えて、警察もマスコミも当初、これを重大事件と考えていたのだろう。
実は起訴が決まる前に、ナオキと被害女性の間には示談が成立していた。だから刑法改正以前ならこれは不起訴になった可能性が高い。もちろん何度も言うが、痴漢行為も犯罪であるから、正当化できないのは当然だ。ただ、当初、強姦未遂と思い込んで大きな報道を展開しながら、捜査の進展によって、それが違っていたとわかった時に、続報をやめてしまうというのは、正しいあり方なのだろうか。
むしろ起訴について報じる中で、きちんと説明をすべきなのではないか。そうでないと初期報道がそのまま社会的に定着してしまう。実名報道だから、裁判が始まる前にマスコミが被告を裁いてしまっていることになる。居住地周辺の住民にも取材がかけられ、『週刊文春』は同居している妻の元の職場にまで取材に訪れている。
(以下、略)


通常、痴漢の未遂行為であれば起訴に至らず罰金の言い渡しで済むケースがほとんどでしょう
しかし、起訴したのはナオキの前科(強姦罪で懲役12年)を考慮した上で、と推測されます
被害者が示談に応じており、部外者がそれについてどうこう言うのは間違いです。被害者の意思を尊重するのが一番と考えます
ただ、示談が成立しているから軽微な事件だと扱うのは間違いですし、それはナオキ(二階堂直樹被告)も認識する必要があります。前回取り上げたような、ナオキ自身が事件を最初から軽微なものと決めつけている節が言葉端々に現れるようでは、反省も後悔もあったものではありません
ナオキは刑務所に服役し、反省もし、性犯罪者の更生プログラムも受講し、己の認知の歪みにも気がついたので大丈夫、と過信していたのが間違いの元と言えます
「オレは大丈夫」という、根拠のない自信ほど厄介です。薬物依存者を例に挙げるまでもなく、オレはちゃんと自分をコントロールできているという自負は、単なる思い込みでしかないないわけで
刑務所を出た後も心療内科に通うなど、第三者の目から己をチェックする手段を継続させる必要があったと考えます
それを、刑務所を出たのだからもう事件(性犯罪)のことは引きずりたくないと、決め込んだのが間違いではないでしょうか?
裁判の結果、再び実刑を科される可能性もあり、「ちょっと触ろうとしただけ」では済まない話です

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